見出し画像

巡りLog5 〜高雄・台南〜

フィリピンは夏に入ろうとしているようで、暑さが凄まじくなってきた今日この頃。
毎年3月末〜4月の時期にHolyWeekという連休が発生する。
イースターを祝うホリデーらしい。
日本のGWみたいなものだけど、日にちは決まっていない。
春分の日の次の満月の、翌日曜日がイースターとなり、イースターを基準としてその直前三日間が祝日となる。

今年は3月28日〜31日がHolyWeekだったので、夫と台湾に行ってきた。

台北には二人とも行ったことがあったので、今回は台湾の南エリア、高雄・台南をメインに。

フィリピンから高雄空港までは1時間半ちょっとくらい。
高雄・台南は台北ほど混んでおらず、ゆっくりと楽しめた街だった。
六合夜市で水餃子、
頼みすぎたかってくらい食べた火鍋(薬膳スープベースで野菜もモリモリ食べたからか、胃が重くなる感じはなし)、
足を伸ばして台南ではサバヒーという魚のスープ、エビラーメン、
せいろが沢山積まれたカートから食べたい点心を選ぶ飲茶…
言わずもがな、台湾は食べ物が美味しいよね。

たくさん食べた中で特に美味しかったのが豆花(トウファ)!
数年前、台北に行った時に初めて食べて豆花の美味しさを知った。
ものすご〜くやわい豆腐に、甘めのシロップをかけて食べるのがスタンダードで、トッピングにタピオカや芋圓というおもち、小豆などを入れて食べる。
台湾も夏になりかけの時期だったので、豆花の冷たく、ちゅるんとした喉越しが嬉しかった。ひんやりと食べやすく暑さも和らぐ。
二泊三日の旅行中、2回も食べた。
あとはホテルの朝食で、温かい豆乳が置いてあったので飲んでみたらこれまた美味しい。牛乳よりも優しく、お腹に沁みてくる感じがとても良い。
別の記事で書こうと思っているのだけれど、アメーバ赤痢に罹り薬を飲んでる最中だったので、じんわり胃に入ってきてくれる豆乳がありがたい。

私は牛乳が苦手なのだ。カフェオレであれば飲めるけど、牛乳そのままやいちごミルクなどの牛乳感が強いものは飲まない。
だから、台湾の豆乳文化が嬉しかった。スーパーでもたくさんの種類の豆乳が並んでいた。


左)竹炭豆花(小豆・緑豆トッピング)  右)スタンダード豆花(小豆・小さめタピオカトッピング)


芋圓トッピング豆花

コンビニもスーパーも商品の陳列が日本のようで、親みを感じた。
(フィリピンはアメリカンな感じなので数で勝負!商品ズラー!という形。)
日本語を話せる店員さんも多かったし、なんだか日本にいるようだった。
人の気質も日本人と似ている気がする。
レジで小銭を落としてしまった店員さんが「アイヤー!」と言っていて、おお、本場のアイヤー!だ、と密かに感動した。

台南をウロウロしている時に、欧米系のカップルに写真を撮ってと頼まれた。撮り終わって、Check please〜と言ったら「Good!」と嬉しそうに言ってくれた。Thankyou〜なんて言いながら別れたけれど、日頃英会話を習っているので、Have a good dayくらい言えばよかったと、ちょっと後悔。


誰かの家の塀沿いに咲いていたランタンみたいな植物


以前、台北に行った時も感じたけど、どこか懐かしい感じのする台湾。
そこかしこで祖母の家にいるような感覚がした。
道路がどこまでもまっすぐに続いていて、その先に山が見えたり、ビル群がそびえていたり。漢字で書かれている看板も正確には読めないけれど、なんとなく意味がわかる。
どでかい看板にどでかい漢字が書いてある建物が好きで、そういう写真を沢山撮った。
夫に「前世は台湾人だったと思う」と言ったら、「確かにいつもは撮らない街の写真をよく撮ってるね」と言われた。
それくらい、台湾の街並みに惹かれてしまうのが不思議。

もしまた、夫が海外赴任するならば、台湾も良いかも…とか一人で考えているのだ。


どでか看板


ビル自体に漢字が書かれている


遠くに見えるのは廟





この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?