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ピアノの練習1

昨日と今日は久しぶりにピアノを練習しました。

このところ10日ほど、新しく始めたヴァイオリンにかかりきりでした。

最近ルーティンになりつつある、既存のレパートリー確認と新曲の暗譜確認とショパンのエチュード。

レパートリーとしては、ショパンのワルツ第7番。ショパンの作品でも最も好きな曲の一つで、哀愁ある旋律が人気の曲です。一度だけ本番で出したことがあります。

同じく第6番の仔犬のワルツも暗譜は出来ているのでレパートリー入りを目指します。後遺作のイ短調のワルツも暗譜済みですが、とても好きな曲の割に技術的に易しすぎて、かえって仕上げようという意欲が湧きません。

ノクターンでは有名な第2番と戦場のピアニストで有名になった嬰ハ短調遺作がレパートリーですが、少し飽きて来てます。

暗譜、仕上げ共に不完全のままお蔵入りしていた幻想即興曲が何とか暗譜出来ましたので、エチュードの前の指慣らし用にすることにしました。

この曲は一般には憧れの曲ですが、専門家の間では内容が少し物足りならない中級レベルの曲と思われています。

今回あっと言う間に暗譜出来たのは、何故か最近、曲の構造がすっと理解できるようになって、以前は複雑と思えたこの曲が随分単純な構造だと思えるようになったからです。

やっとこの曲が中級曲であると理解できるようになりました。

今年になってショパンのバラード第1番やエチュードに取り組み出したせいもあるかも知れません。

今年に入って八卦掌という気功武術を真面目にやったところ、技術的に楽になっただけでなく暗譜がとても速くなりました。

少し面倒なショパンのエチュード10-2も今日一応暗譜できましたので、10-1そして10-12「革命」と共にスローテンポの練習曲として続けて行きます。

近い将来これらの難曲をレパートリーにしようという訳ではありません。しかしコンチェルトを弾くためには必要です。

難曲と呼ばれるショパンのエチュードはゆっくり弾けばそれほど難し過ぎることは無いと思います。ただし体幹から腕を使えればのお話です。

本来の速さで弾くのは大変難しいですが、欲を出さずにゆっくり弾くようにしてから楽になりました。亀のようにゆっくりのんびりと練習することにします。そう、太極拳のように。

実は八卦掌でゆっくり歩くのも太極拳でゆっくり動くのも、速く動けるようになるためだと知っていました?







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