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学と為す、故に書を読む。
若いお客様が
内村鑑三の「代表的日本人」を読んでいるというので、
ならばそこに出てくる西郷さんの愛読書と言われる
「言志四録」は読むかね?とたずねたら。
目をキラキラしながら
「良いんですか!」と喜んでくれた。
なんと楽しい本のやり取り。
そのお客様は、
とても一生懸命で少し心配になる位なのですが、
私も日本の尊さや、
日本人の精神性はもっと誇りを持って欲しいと思うので。
お節介ながら
若者に本を託す。
ただ何事も
偏り過ぎずに柔軟に、
真ん中という選択肢もあるんだと、
そんな世界を許せる時が来るかしらと
若者を見守る。
一生懸命な姿は応援したくなるもので、
まだまだ体力があるのでしょう。
沢山の本を読んでもらいたいし、
私もこれからも読書はやめられない。
でもそれは戦う手段ではなく、自分を知る為のもの。
何かと戦う必要はなく、
戦わなければ
敵が居無いから
無敵なんだよと、
体力温存重視の
私は考えます。
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