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いちごとてんとう虫。





てんとう虫は
冬眠中、
仲間でぎゅっと固まって、


春になると、
起こしあいっこ
するらしい。



あの甘い苺の香りが、
優しく届いて、


それに気が付いた
てんとう虫は
大きな苺へまっしぐら。







そこで気が付く
同じ色?



あなたの色、
素敵な色ね。


そうでしょ!そうでしょ!

ありがとう。


そんな
あなたも素敵な色。




どちらも素敵な赤い色。

てんとう虫と苺の色。




こんな風に
誰だって
自分の色を持っている。



誰とも

何とも比べないで、

自分の色を大切にしたい。



時々、

チラッと
よそ見して


他の色が気になると

大抵
焦り始めるから。



いけない

いけない、


よそ見をするのは
ほどほどに。


自分の色を大切に。



そうしていれば、

自然とスッと、

他の色も受け入れられる。



比べないから、
競わない。


競わないから、
気にならない。


だから仲良く

一緒に過ごせる


苺とてんとう虫の物語。


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