平凡サッカー少年による適切なスパイクの選び方
スパイクとは、サッカーをする際に、グラウンドをしっかり掴んで走り回れるように、靴底に突起がついてるサッカーシューズのことである。公式戦では、着用必須で、試合前には、審判員が選手の靴底をチェックする。そこでスパイクを履いていない選手は、試合に出られず、ベンチから試合を見つめるだけ要員になってしまう。
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こちらのスパイク。サッカー選手にとって、大切な相棒である。サッカーとは、ボールを足で扱うスポーツであり、意のままにボールを操るには、自分に適したスパイク選びは欠かせない。
フィット感、走りやすさ、ターンのしやすさ、ボールを蹴った時の感触、デザインやブランドによるメンタル的なアゲ要素、、、等々。
スパイク対する想いは、サッカーをしてきた人なら、少なからずあるだろう。
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値段は、ピンキリ。セールで2000円クラスからセールでも2,3万クラスまで様々。デザイン性、ブランドでも変わるし、牛革、カンガルー革、人工革でも値段が変わってくる。
そして、スパイクは、人を表す。
履いているスパイクによって、チーム内での立ち位置、キャラ、プレースタイル、その人の性格までなんとなくわかるような気がする。
すなわち、スパイクでレッテルを貼る行為である。私は、スパイクで人を主観的に判断する。あくまで、ただの個人の見解であるが、書きたいので書く。
パティーク、プレデター、マーキュリアルヴァイパー、ティエンポあたりを履いているやつは、チーム内の立ち位置も高めだ。要するに1軍。ヘタクソには、手がでないスパイクであり、選手として、ある程度の自信が必要になってくる。そして、お調子者が多い印象だ。
モレリアを履いてるやつは、ほんまに上手いやつ。モレリアだけでハードルが激上げである。そして、モレリアを履いてるやつは、本当に上手い選手であること多い。
ここでいう「本当に上手い」とは、トラップとパスの基礎技術の高さを意味する。モレリアは、調子に乗ってる感が薄く、王道のいいスパイクという印象がある。不思議なもので、モレリアを履いている選手は、逆に好感が持てる。
少年サッカーでもスパイクのマウントの取り合いは地味に存在している。自分の欲しいものを買ってくれる家では、上記のお高めスパイクを履いている生意気が多い。
が、自信がなかったり、親に気を遣うタイプの少年は、セール品から吟味する。自身のプレー、チームでの立ち位置を自己評価して、スパイクを購入する。「うーむ。。。3000円くらいかな?」と思考して、その辺りのお手軽スパイクの中から試しに履いてみて、しっくりきたスパイクを選ぶ。
ここで大事なことがある。決して、変な色は、買わないということである。悪目立ちしたくないのだ。黒がいい。黒一択。白はイキリテクニシャン、蛍光色はハッピードリブル野郎 or スピードスター小僧のイメージがある。それが、たとえセール品であっても、意識的に避けて、無難に黒を買うべし。
そんなこんなで万年5軍クラスの地味系サッカー選手の私ときたら、スパイク選びは慎重だった。いかに今の自分にちょうどいいスパイクを選ぶか。チーム内で浮きたくない。それなりのポジショニングを取りたい。
これこそ平凡サッカー選手一号店のスパイク選びの肝である。
あれ、もっと書きたいことあったんだけどな。
もう1300字超えたし、この辺で。
・こぼれ話
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