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これからの人生で使わないであろう言葉1選

私がよく使う言葉。
いわゆる口癖。

「ま、そういうときもあるわ」とか
一旦いったん、〜」とか
「ほんまそれな」あたりだ。

これからの人生でも多用必須。
何万回と使うことになりそうだ。

逆に一回も使わない言葉はなんだろう。
口癖と真逆のことを考えてみる。
これからの人生で使わない言葉を考えてみる。



うん。
すぐに出た。


ベンティ(Venti)



だろうね。うん。
絶対そう。これ一択。


ベンティ(Venti)とはなんぞや。
はい。それすなわち、スタバのコーヒーサイズ。

公式HPより

ベンティ(Venti)・・・現在、日本国内のスターバックスで購入できるドリンクのサイズは4種類。小さいサイズから順に、Short (ショート)、Tall (トール)、Grande(グランデ)、Venti(ベンティ)です。

だってさ

コスパ的には、ベンティを頼むのがいいらしい。100mlで換算したらお得だってさ。

けどさ、ベンティ、590mlらしい。
いつも頼むサイズは、安定のショート240ml。

はい。

こりゃ一生頼まねえ。
頼むことねぇわ、ベンティ。
ショートの2倍以上だってよ、ベンティ。
でけえ大きいよ、ベンティ。
一生言わねえワード、ベンティ。
これみよがしに、この記事では使いまくってやろうか、ベンティ。

いや、何が言いたいかって。

ベンティ。

大きすぎるってのは、やっぱ恥ずいよ。

ベンティ。

大きいっていいことなのはわかるよ。

ベンティ。

けどね、ベンティ。

度を越えてくると恥ずさが勝つんよ。

ベンティ。

170cm、60kg、見た目華奢な私。
背丈ちっぽけショートサイズな私が、ベンティなんて頼めねぇ。

そんなことしたらベンティに飲まれてまう。

知らない間にベンティのテリトリーに引きずり込まれる。

あっという間にベンティにペース持ってられる。

ねぇ、ベンティ。

怖いよ、ベンティ。


仮によ。
仮にベンティ頼んだとして。
妄想してみる。


ベンティ片手に店内の椅子に腰掛けてコーヒーを飲むショートサイズの私。

ああ恥ずかしい。
恥ずかしいよ、ベンティ。

同じ空間で同じコーヒーを飲んでいるお客さん、口には出さないが思っているだろう。


客A「あの人、ベンティ頼んだはるわ」

ショートサイズの私がベンティを飲んでいて、途中でトイレに行こうものなら思われるだろう。


客B「いや、ベンティ飲んでるからや」


逆にトイレに行かなくても思われるだろう。


客C「いや、ベンティ飲んでるんやから、はよトイレ行って」


全くもってベンティではない私みたいな奴がベンティを頼もうものなら、周りは違和感を感じざるを得ない。


そして、私自身、このような自意識との対峙は免れないだろう。


コーヒーでくつろぐはずなのに、ベンティを頼んでしまっては、今ひとつリラックスできない状況になってしまう。

そう。
体だけではないのだ。

私は、あいにくベンティのメンタルを持ち合わせていない。体も心もショートサイズにとどまっているのだ。


ベンティフィジカルではない私。
そして、ベンティメンタルではない私。

そんな私は、ベンティを頼むべきではないのだ。

このルッキズムの時代になんてこと言うんだ!?と叱られるかも知れない。

けど、結局、世の中そういうものだ。

ベンティを頼む奴は、ベンティを頼みそうな空気を出している。

ベンティにはベンティのオーラがある。

きっとベンティの器が必要なのだ。



この感覚は、友達と銭湯に行ったときに似ている。

自分と同じくらいの背丈、どちらかというと小さくて華奢な友達と初めて銭湯に行く。

脱衣所で服を脱いだときにあらわになるお互いのブツ。お互いのブツを見せあってこその裸の付き合いだ。

そのとき、友達のブツがベンティだったらびっくりする。

まぁ、平たくいえば、そういうことだ。

体が小さくてもベンティのブツを持っている友達は、きっと器もベンティなのだろう。

頼んでるところも見られたくない。
飲んでるところも見られたくない。
持ってるところも見られたくない。

今後の人生でも使うことはないだろう。
ワイにとって一生使わないであろう言葉。

それすなわち、ベンティ(Venti)である。

このnoteでたくさんベンティを使った。

これでもう満足である。


・こぼれ話

そして、その次に使わないであろう言葉は、グランデである。

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