100年後の歴史の教科書に載ってる風刺画のように見えた。

・ごあいさつ

こんにちは！よよと申します。
関西在住、30代共働きパパです。
暇つぶしにぜひ〜(´∀｀*)

普段、京都で着物作ってまーす。
↓仕事なnoteはこちら↓

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・お花見日和

本日、月曜日、正午前。
昨日と打って変わってポカポカ日和のいい天気。

お仕事なう。
車で職人さん周り。
京都市内をうろうろ。
職人さんの作業場に到着。
「まいど、おーきに。どない〜？」と勢いよく扉を開ける。

吉本新喜劇のオープニングでよく見るシーン。「邪魔すんで〜」のテンションで堂々と職人さんの作業場へ入っていく。職人さんたちは「お！まいど！」と出迎えてくれる。

＊

よ「春でっせー。」
職人「ポカポカやな〜。」
よ「桜綺麗でんな〜。桂川も綺麗かったわ〜。」
職人「あそこの堤防は菜の花も綺麗な〜。」
よ「せやな〜。花見ドライブしてきてん」
職人「緑と黄色と桜がなんともいえんやろ〜。」
　　　　　　　　＊＊＊
よ「えらいもんで観光客戻ってきましたなー。」
職人「もう外国の人らマスクしたはらへんで〜。」
職人B「なんやまた二条城や堀川らへんで桜のイベントしてはんねやろ？」
よ「そうなん？」
職人「また、えっらい人になるで〜」
よ「そういえば、さっき二条城の前通ってんけど、列えぐいことなってたわ〜。車も多いわ〜」

超・世間話

タバコの匂いが充満する染め屋で世間話。
のち、仕事の話。

本日、色の打ち合わせ。

さっきとは、少〜しだけモードを変えてあれやこれやとお話し。

かくかくしかじか。あれやこれや。。。。

＊

よ「すんませんなぁ〜。忙しいやろうけど、頼むなぁ〜。」
職人「あいよ〜」
よ「ほな、たのんます〜。おーきに〜」

ほなさいなら〜(^^)／~~~なテンプレ

で、職人さんが教えてくれたオススメの桜スポットに一旦、寄り道。で、お昼ご飯食べるために会社へ戻る。

＊＊＊

午後14時ごろ。
相変わらずスゲー花見日和。
今日の京都は、マジで春が過ぎる平日。

午後からは卸先の会社さんへ向かう。
途中、京都の中心部で信号につかまった。
ハンドルにもたれかかる。
ぼんやりと目の前の横断歩道を渡っている人を見る。

＊

横断歩道を渡っているジャパニーズが3人。3人ともくたびれたスーツを着ている。各々がソーシャルディスタンスをとりながら、せかせかと横断歩道を渡っている。

3人ともマスクをバッチリしている。どことなく気だるそうだ。目を凝らして、彼らをじっと見てると「あぁ。仕事せな・・・。今からアレやってコレやって・・・」的な吹き出しがうすく見えそうなくらいに気だるそうだ。

＊

そのうしろをアジア系の3人組が続く。見るからに家族。顔も風貌も似すぎている。お父さん、お母さん、小学生くらいの息子くん。3人ともでっぷりとしている。全員半袖短パン。どこからどう見ても、とても楽しそう。

お父さんは「どこで買ってん！」と思わずツッコみたくなるくらいにピチピチで小さいナップサックをしている。お母さんの両手には、最近、外国の観光客を相手に仕事をしている老舗の紙袋。息子くんは、将来の役職が約束されているように幸せそうな顔をしている。

くっついてキャッキャ。
マスクは全くしていない。
とにかく幸せそうだった。

＊

フロントガラスを一枚の額縁としたとき、前方の３人組と後方の3人組がすっぽり入る瞬間があった。ビートルズの有名なジャケットの如く、脳内でその一瞬だけトリミングする。頭に浮かんだ映像を絵の上手な人に描いてもらいたいと思った。描く人が描いたら、100年後の歴史の教科書に載ってる風刺画のように見えた。

SDGsでダイバーシティな世の中において、こんなこというたらあかんのかも知れへんけど、なんとなくすっごい変な気持ちになった。

信号が変わる。ボクはアクセルを踏み、スーンと車を走らせて、お客さんの会社へ向かう。そんなボクは、車内にもかかわらず、マスクをバッチリしていた。

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・こぼれ話　

当たり前っちゃ当たり前なんですが、コロナ明けると京都はえらいもんで外国人観光客が増えに増えてます。バスなんてパンパンで乗れません。仕事終わりのコンビニは、観光地巡りを終えた外国の方々が、ホテルで一杯やるためのお菓子やお酒を買い込んで何やらすごく楽しそうです。

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・最後に一曲

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・おわりのことば

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