日々、涙ちょちょぎれる瞬間というものがありまして。
メンタル落ちてたら、泣ける場面ってのは、日常に多々ある。
例えば、洗濯機に服をぶち込むシーン。ご飯粒まみれになった子供の服から、カピカピの米粒を一粒一粒取り除く。
そして、そのカピカピをゴミ箱にポイポイしていく。
カピカピの米粒とゴミ箱に被せているレジ袋がかすれて、一粒捨てるたびにカサッ、カサっと鳴る。
カサッ、カサッ、カサッ、、、、
夜、皆が寝静まった後、静寂の洗面所に響く。
その作業を一人黙々としていると、知らん間に涙出てくる。
そして、後日、洗濯した服を子供達に着せるときに、服についているのは、あの日取り残したカピカピのご飯粒。
舌打ち一発かまして、カピカピのご飯粒を一粒ゴミ箱に投げ入れる。
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例えば、サランラップを使おうとして、サランラップの芯が箱から飛び出た瞬間も泣きそうになる。
サランラップのアレをしてないから、芯が箱から飛び出る。アレってのは、両サイドについているストッパーのこと。使い出すときに、両サイドの点線をピッて、中に押し込むと芯が飛び出ないように支えてくれるアレ。
アレをしてないとき、芯が暴れて飛び出してくる。
使い出しのときにアレするのを忘れてると、サランラップが少なくなるにつれて、箱から飛び出るリスクが高くなる。太いときは、芯に重さがあるから、アレしなくてもある程度安定する。だから、アレをしなくても普通に使える。
けど、少なくなってくると芯が軽くなって、箱から簡単に飛び出してきおる。ロシアンルーレット的な感じで。ぴょんって飛び出してきて、非常にイラつく。
で、ようやくアレを芯にかます。飛び出てから、ようやくアレする。
アレは、ずっと点線を破って欲しかっただろうに、必要になってから両サイドのアレを中に押し込む。
使い出したやつ誰やねん。。。
使い始めにアレ押し込んどいてよ。。。
って気持ちになって、思わず泣きそうになる。
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タッチパネルだと思って、操作しようとしたら全然タッチパネルではなかった時も泣きそうになる。
あれ?反応せんなぁ?と思って、もう一度強めにタッチする様なんて目も当てられない。
タッチパネルだと信じてるから、人差し指の第一関節がグンニュ〜ってなるくらいにタッチしようとする。
そして、おかしいと気づいて、スワイプしてみる。そこで反応しないことを確認してようやくタッチパネルではないことを認める。
一緒にいる人に、てへぺろしながら「これ、タッチパネルちごたわ」と一言かまさないといけない。この言葉なしでは、先に進めない。
で、ちょっとしてから、一緒にいた人は、途中から薄々気づいてたけど、泳がしてたんやろうなとか、自分自身からつっこみにくい空気出てたんかな、まだその人とは、その程度の距離なんやろうなぁ、、、と気づく。
そこでまた泣きそうになる。
・こぼれ話
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