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寝起きに濃い脳汁を出したら、スッキリした話。

ここ最近書いたnoteで1番楽しかった。
だから、みんな読んで。

なんで楽しかったんだろうね。
不思議だね。
ダダダだダダダダダダdって書いたよ。
まじで。

枕草子ごっこ。
何が楽しいってリズム。

リズムが楽しい。



枕草子の「春はあけぼの〜ウンタラカンタラ」みたいなやつの全文がこれ。


春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。

夏は、夜。月のころは、さらなり。闇(やみ)もなほ。螢(ほたる)のおほく飛びちがひたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行(ゆ)くも、をかし。雨など降るも、をかし。

秋は、夕ぐれ。夕日のさして、山のはいと近うなりたるに、烏(からす)の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ、三つなど、飛びいそぐさへ、あはれなり。まいて、雁(かり)などの列(つら)ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音(おと)、虫の音(ね)など、はたいふべきにあらず。

冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも。また、さらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶(ひおけ)の火も、白き灰がちになりて、わろし。

大昔に読んだことあったのかな。
知らんけど。
ま、体感的には今回初めて読んだ。
せっかくなので声に出して読んでみた。

なるほど。枕草子って読むだけで楽しい。

なんか知らんけど楽しい。
つか、リズムがいい。語呂がいい。
ところどころ、なに言ってるかわからん。
けど、楽しい。

つらつら淡々と書いてるのもなんかいい。シュール。現代語訳をまるっと理解してるわけでもないのになんかいい。

文章に澱みがない。

なるほど、こんな感じの文章を書けばいいのか。いつも書いてる文章を読み返したときに、「なんか違うなぁ」って思う感覚は、ここにあるのか。

自分で楽しく書いてるときってのは、淡々とぽんぽんと書いてる。すらすらサラサラと書いてるとき、力が抜けてるとき。

そのテンションで書いた文章は、自分らしさが出てるような感覚がある。

ダメなときは、変に考えすぎる。カッコつけた言葉を使ったり、普段使わないようなワードをチョイスしたりして、自分に無理してるときなのかもしれない。

今回「自分なりの枕草子」を書いたときなんて、寝起きも寝起き。ベッドの上で書いて、ベッドの上で出した。

起床即、三毛田さんの記事を読んで、すぐにスマホでペチペチと文字を打ち出して、むにゃむにゃしながら出した。

推敲ゼロ。
寝起きで純度の濃い脳汁出したみたいな。

なるほどふむふむ。
テンポとノリみたいなのを重視して、書けばいいのか。

うむ。
今回、枕草子の真似事をして、モヤモヤが少しスッキリした気がする。


・こぼれ話

三毛田さん、バズってるよね。
なんかウケる。
さすが三毛田さんですよね。

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