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自分的枕草子

春は、風邪ひく。まぁまぁの確率で風邪ひく。風邪かな?と思った頃には、ひいてる。春の風邪は、鼻からくる。ズビビを感じたら、春だなぁと感じる。

「いやいや、あなた花粉症でしょ?」と聞かれたときに「花粉症ではありません」と答える。答えた瞬間、鼻をズビビして、目をカイカイするし、何度計ってもやっぱり熱はない。「いや、それ風邪じゃなくて花粉症だよ!」とつっこまれても認めない。認めたらそこで試合終了ですよ。って、どこぞのバスケ漫画でいってたし。

夏は、夏で風邪ひく。なんだかんだで風邪ひく。夏の風邪は、エアコンから。エアコンは気持ちいいけど、許容を超えたとき明らかに寒すぎる。エアコンなしでは生活できない日本の夏なのに、悲しい。朝方のエアコンつけっぱなしが、喉にくる。

夏の小さな幸せといえば、激暑の外を歩いてて、百貨店の前を通ったときにお店の激寒エアコンの涼を一瞬感じるときだ。あの一瞬天国感は、大人になってもテンションが少し上がる。

秋もやっぱり風邪をひく。秋はなんかよくわからんけど、風邪をひく。なにもかもが寂しい夕方に、西の空に落ちていくまんまるなオレンジをみて、心洗われた次の日に限って風邪をひく。私なんかが少しでもセンチメンタルにひたろうとした結果として風邪をひく。

秋といえば、紅葉が街を赤やら黄色やらに彩ってくれる。そして、多国籍な観光客がワサワサと溢れでてくる。最近の京都の秋は、人混みすぎて正直萎える。穴場探しにも飽きた。穴場だったお茶屋さんにインスタ映えする新メニューが置いてあると重ね重ね萎える。

冬も、もちろん風邪をひく。冬なんだから風邪をひく。流行には、乗るタイプで流行病にももれなくライドオンしてしまう。そして、結局年末年始は、忙しい。熱が出ても頓服飲んで、動いてしまう。動かず寝てた方がいいのは、ずっと分かってるのに年末感がそれを上回るワクワクを連れてくるので、ついつい行っちゃう。後悔は楽しんだ後にすればいい。

紅白で某演歌歌手のけん玉チャレンジに影響されて、年末も年末のこの時期にけん玉したい欲が年間を通してピークに達するが、結局しない。毎年思う、この家にけん玉はない。そして、買うまでには至らない。

(三毛田さんの真似して枕草子を書いてみるという遊びをしました。みなさんもよかったらぜひ)


・こぼれ話

清少納言は、清・少納言って読むんだよ。が清少納言に対する最高知識である私のクソすぎる枕草子でした。お読みいただきありがとうございまする。元ネタ、三毛田さんの枕草子は、最高なので、最高なみなさんは、最高に読んでください。

・スペシャルサンクス三毛田さん


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