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サーカス学校との出会いが、僕をショーアーティストへと導いてくれた

すこし昔の話を。

僕がショーアーティストを志したのは14歳の頃。
きっかけは凄く単純で、そんな職業が「ある」ことを知ったのがその時だったから。

「俺、サーカス学校いくけ。」

当時交流のあった九州の友達に突然そんなことを言われ、かなりの衝撃を受けました。

なんじゃその学校はーーっ?! サーカス?!そんなん学校で学べんの???

色々話を聞くと、日本初のサーカス学校が群馬で開校したとのこと。
調べてみると、日本にも「大道芸人」や「パフォーマー」と呼ばれる
その道のプロがいる事を知りました。

当時、近所の保育所で年に2〜3回ヨーヨーのパフォーマンスを園児に披露していた僕は

これが仕事になるの?!すげーー!!絶対これで生きていく!!!

と強く思ったのです。

今まで子どもなりにふんわりと頭の中にあった「将来の不安」みたいなものが

ぱーーーーーっと晴れていったのを覚えています。

その場で母に

「母さん、俺パフォーマーとして生きていくから。将来群馬のサーカス学校に行くよ。」

と宣言しました。(母は全く理解できず混乱してたみたい。)

サーカス学校の入学資格は
中学校を卒業していることと、自炊ができる事。

パフォーマーになる夢一直線だった僕は、中学卒業後すぐにサーカス学校に入りたいと両親に申し出たのですが

「高校だけは出て欲しい。その後は好きにしていいから…」
とお願いされてしまいます。

勉強には全く興味なかったんですが、親の言うことにも納得できたし
自分のペースで好きに通うことを約束の元、高校には通うことに。

結果的にこの判断は正解だったと、今になって思います。

一番近所の高校に入学。パフォーマーに必要であろう表現を学ぶべく演劇部へ。

この3年間はホント好き放題過ごしました。
赤点を取らない分ギリギリ勉強して、出席日数ギリギリだけ学校に行って
ヨーヨーの練習と部活に明け暮れました。

先生に怒られながらも、好きにさせてくれた両親には凄く感謝をしています。

その後無事高校を卒業し、サーカス学校に通うことになるのですが
それはまた次の記事に。

Naoto

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そんな僕の母校「沢入国際サーカス学校」ですが
実は現在生徒が減って、この夏から休校状態なのです。

2019年春からの入学希望者が一定数を超えたら再開できるとの事で
現在入学希望者を募集中。

あなたの人生の選択肢に
ショーアーティストを加えてみるのはいかがですか?
この学校は、きっとその選択をいい方向に手助けしてくれます。
少なくとも僕にとってはそうでした。

http://www.circus-mura.net/index_sics.html

◆お問い合わせ(担当;長屋)
℡03-3403-0561(ACC内)
メール a-nagaya@accircus.com
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