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自由に書いてみたけどやっぱよそ行きの文章じゃね??ムズ!

 文章がうまくなりたい。そう思ってnoteを書き始めた。今のところ成果は見られない。残念だけれども、そんなにすぐに成果が現れるとは初めから思っていない。これは練習の積み重ねなのだから。だからもし読んでくれる人がいたらそのつもりで、甘々の甘で読んでね。とにかくこれは積み重ねなんだ。なのに週一回のペースなのはどうかと思うけど。いや、まずは続ける事からだから…。続けることが難しい。そんなとき、僕は一冊の本に出会った。いしかわゆきさんの「書く習慣」だ。

 Twitterでいしかわゆきさんのつぶやきを見つけ、そんな本があるのかと思った。あぁ意識が高い人の読む本か、と思ったけれどもどうやら僕のような意識の低い人にも向けて書かれているようだった。

 この本はまず「書くこと」に対するハードルを下げることから始めてくれた。なんて優しい仕様。つまり「何を書いてもいいから自由に自然体でやろうぜ」ってことだった。こんな簡単にまとめたらいしかわさんに怒られそうだけど内容を話しすぎるのもよくないしどう書こう…っていうのを棄てようぜってことだった。多分。特に印象に残ったのは「『うわぁ~』と思ったら『うわぁ~』と書こう」というフレーズ。今までのnoteを読んでもらえればわかると思うけれど、かなり意識しちゃってる文体で書いている。なんか恥ずかしい。うわぁ~。
 いや、今までのnoteもあれはあれでいいと思う。僕が目指しているのは小説家やエッセイストが書くようなカッコいい文章だし、あれもあり。だけれどまずは普段の言葉で書くということを身につけなければいけないと思った。なぜならそれが「自分らしさ」になるから。これがなければ僕が文章を書く意味がない。これを身に着けずに背伸びをするのは今日はじめてスキー板を履いた人が上級コースへ行くようなもの。

 そしてもう一つ、「感情が動いたらそれはインプット」という言葉。僕は沢木耕太郎さんの文章が好きだ。何がいいって、日常に「オモシロ」を見つけるのがうまい。そのセンスが好きだ。だからいわゆる「インプット」らしいことをしなくても文章を書ける人になりたかった。日常になにか面白いことがないかと探していたけれど、それよりももっと単純に、「どんな時に感情が動いたか」を見ればいいと知った。そしてそれを書き留める。

 この本には「こうすると良い」といったことも書かれていた。まだ本に書いてあったことのすべてをこの文章に込めることはできないけれどそれも少しずつ練習してみようと思う。「書く習慣」を片手に何度も読み返しながら技術を身に着ける。とりあえずこの本は僕の「書く」のハードルを下げてくれた。優しい本だ。そう思って巻末を見ると「『書く習慣』1ヶ月チャレンジ」と題して1日1個のお題が30日分並んでいる。いや、確かにこれは優しさだけれど…やっぱ週一じゃダメですか…最後は努力ですか…となった。

 僕は211ルールというものを制定してしまったし、もし毎日noteを更新したら多分僕は毎日でも二郎を食べに行くだろう。これは早くもルールの見直しが検討されるのか…?まあとりあえず二郎を食べてから考えよう。ちなみに最初に「書く習慣」と入力したとき「隔週刊」と変換されたというのはあなたに伝えておく。

「書く習慣」はこちら

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