見出し画像

人格を受け入れず無視していた話

こんげー、わたげの本音です。

今回は、人格を受け入れずに
無視していた話です。

なぜ人格を受け入れられなかったのか、
無視し続けた結果どうなったか、
ぜひ最後まで御覧ください。


2024年5月現在、
解離性同一性障害を発症して
半年以上が経ちました。

現在は、障害も人格のことも
受け入れていますが、
当時は受け入れることができませんでした。


理由は、自分じゃない自分に
体と思考を操られるのが
気持ち悪かったから。

解離するときって、
自分の意識がどんどん薄くなって、
代わりに自分じゃない誰かが
体を乗っ取る感覚があるんですよね。

それが気持ち悪くて、
怖くて仕方なかったのです。

今はスッカリ慣れましたが。


人格のことは、異物だと思っていました。

心の中にいる6人の存在は、
異物感があったのです。

私の知らない性格の男女がいて、
それぞれ性格も違うし
考え方も違う。

自分じゃない声がする、考え方をする。

それに違和感があって、気持ち悪くて
仕方なかったのです。。

今はスッカリ慣れましたが。


しかし約半年ほど、
私は人格の存在を無視していたと思います。

筆談したりビデオ撮影で話したり、
人格交代をしたりしていましたが、
受け入れられなかったのです。

前述の通り、気持ち悪かったので。

その結果、1人の人格に
言われました。

「自分たちを人として受け入れてほしい」

反応に困りました。

なぜなら、受け入れる気は
さらさらなかったから。

早く消えてほしいという思いが
強かったのです。

だけど、消えるどころか
増えていく人格。

6人になるころには、
「一生付き合っていく存在なのかな」って
考えるようになりました。

そこで初めて人格に関心を持ちました。

一体どんな子がいて、
どんな性格をしていて、
何が好きで何が嫌いなのか。

気になってきたのです。

知っていって分かったのは、
彼らは過去の自分であること。

4歳と9歳のときの性格は
覚えていませんが、
13歳~19歳の自分の性格は、
今の人格の性格に近かったと思うのです。

考え方も自分に似ているなと思いました。

人格は、ある日突然現れた他人じゃなくて、
過去の自分だ。

そう考えたら、
向き合う気になれました。


私は自分のことが嫌いでした。
だけど、好きになりたいと思い、
それを目標にカウンセリング治療をしています。

人格を受け入れる、認めることは、
自分を受け入れ認めることに繋がる。

そう思ったのです。


私は、よく人格と話す恋人に
彼らのことを聞きました。

ノートを買って、
筆談するようになりました。

人格たちは、私を守ったり励ましてくれたり
してくれました。

そして、それぞれ辛い過去を持ち、
今も闘っています。

私の代わりに闘ってくれているのです。

そんな彼らを受け入れずに
否定していた自分が、
恥ずかしくなりました。


私は、人格たちに今までのことを謝り、
毎日お話して償うことにしました。

やりたいことがあったら、
やらせよう、応援しようと思っています。

今まで無視してしまった分を
取り返せるか分かりませんが、
これからも彼らと向き合っていきます。


今回はここまでです。

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

それでは、おつげー。

記事に共感したり参考になったりしたら、サポートをよろしくお願いします。 励みになります。