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息子に自分の米を売る毒親

こんにちは、毒親育ちのわたげです。
今回は、叔父から聞いた毒親話をします。

内容は、「息子に米を売る毒親」です。

今回の主人公は、私の叔父。
彼が一人暮らしする際のエピソードだ。

叔父は、母とケンカして家を出ることに。
反対していた母。

だが、いざアパートが決まると
一人暮らしの準備を手伝うようになったという。

ニトリなどで家具を買いそろえ、
いよいよ暮らすことになったとき、
毒母は息子である叔父に言った。

「お米はどうするの?スーパーで買うの?」

叔父は「そうだよ」とうなずく。

家庭のほとんどはスーパーでお米を買うのが
主流だろう。

しかし田舎に住んでいる私たちの家庭では、
お米を田んぼで育てていることが多い。
採れたお米は自分で食べたりおすそわけしたり、
仕送りしていたのだが…。

スーパーで買うと聞いた毒母は言った。

「じゃあ、うちの米を買いなさい。
スーパーだと3,000円もして高いでしょ?
うちは2,000で売ってあげるから」

叔父は驚かずに了承したという。

そう言うだろうと察するほど、
彼の母は毒だったのだ。


その話を聞いた私は驚きを隠せなかった。

米を仕送りにするどころか、
米を売りつけるとは考えられない。

叔父は「昔のことだから」と言って笑っていたが、
私は笑えなかった。


私の母は、叔父の姉である。
つまり私の母の母は、毒母であったことになる。

毒親の子は毒親になるというが、
まさにそのままだ。

母は私に米を売りつけることはしなかったが、
虫がわいている古いお米を寄こしてきた。

それ以来米はスーパーで買っている。


実の息子に米を買わせる毒母。
虫がわいている古い米を仕送りするうちの毒母。

どちらも恐ろしい毒親だ。

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わたげの本音
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