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日本語教師から転職。突き動かした二つの野望

こんにちは。Yuichiです。日本語教師をしたり、OUCHI de Internationalという日本人と海外の人を繋ぐ会を主催しております。

普段は日本語教師を目指す方や、日本語教師の方とシェアしたい内容を投稿しています。

さて、今日はガラッと雰囲気を変えてなぜ日本語教師から転職を決めたのかについて書きます。

これから日本語教師になろうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

経歴は以下の通りです。

・大学で日本語教育を学ぶ
・2012年日本語教育能力検定試験 合格
・2014年タイの大学で日本語教師デビュー
・2018年-2022年4月国内日本語学校で専任講師
・2022年から営業職に転職

2つの野望

 転職を考えるきっかけとなったのは2つの野望があったからです。それは①チャレンジしたい②サラリーマンとして安定するためです。
順番に解説します。

①チャレンジしたい

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 僕の今までのキャリアを振り返ると、タイへ渡航、帰国のタイミングが1番ドキドキしました。経験から環境の変化の中でこそ自分の真価が発揮できました。
国内日本語学校でキャリアアップする道もありましたが、ドキドキ感としてはインパクトに欠けていました。

まだ30代に入ったばかり。もっとチャレンジできることがあるんじゃないかと。80点台をとればそれを辞め、新しいことにチャレンジ。常にチャレンジャーとして開拓していきたい。わたしが歩んできた道を選ぶ人たちにわかりやすく伝えられるような人になりたい。働きながらどこからそんなことを考えていたのかもしれません。

1度きりの人生。見たことがない景色を見たいという好奇心が抑えられなかったからでしょう。
何をやっているかより、どれだけ心の動きがあったか。自分の気持ちを棚卸ししていくと、このような傾向があることに気が付きました。他の仕事を経験されて、日本語教師になった人はいます。でも日本語教師としての資質、経験を生かしてニーズのあるお仕事をしている人はあまりお会いしたことがなかったので、自分がその人になりたかったです。


②サラリーマンとしての安定

 たしかに年収「だけ」でいうと日本語教育師は平均以下。でも価値観、宗教、国籍、ニーズも違う人達を笑い楽しませ、場を作る最高の仕事。もっと数字として評価されていいはず。
でも、世間の評価はコントロールできない。そんなジレンマに悩む時期も。

裏ミッションで言うと、稼げる個人になるために転職をしました。
ビジネスマン100年人生。どうせやるなら稼げる業界にスライドしていきたい。

新型コロナウイルスが襲ってきて、日本語教育業界は職を失う人が急増しました。幸い私は失業しませんでしたが、休業を余儀なくされた時期もありました。
今後もこのような事態にならないとは断言できません。
その時に、いつでも自分の軸足をスライドさせ、時代の変化の波にかかわらず、稼いでいけるビジネスマンになりたいと思いました。

講師職1本では、不安定。(どんな仕事もですが)
転職を意識し始めた時期から、副業にチャレンジしたり、日本語学校の営業の仕事にも手をあげました。海外から留学生が入らない時期での挑戦だったので、正直逃げ出したい時も何度もありました。日本語教師をしながらいろんなことにチャレンジできるじゃん。苦しくも気づきが多い2年間でした。

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 長い転職活動を経て、教育業界の営業職に転職することができました。moto さんが提唱された軸ずらし転職を実践しました。教育業界という軸は残しつつ、営業職にスライド。本当のサラリーマンとしての安定とは何か。今回の転職活動を通じて改めて考えさせられました。(すべてのサラリーマンが1度は読むべき本。)


 完全に日本語教師の仕事を離れるわけではありません。オンラインでのお仕事もありますし、あくまでも一旦教壇から離れるだけです。次の仕事も日本語教育業界や日本教師の方と関われそうなのでこれも運命だと感じています。以上二つの野望があったので、転職に踏み切りました。

転職が成功したかどうかは、これからの私の成果次第なので、引き続き気持ちを引き締めていきたいです。

もう一度まとめると、今回転職を決めたきっかけとしては①もっとチャレンジしたい②サラリーマンとして安定するためです。この記事がこれから日本語教師を目指す方や、キャリアに悩んでいる人の活力となれば幸いです。


今後とも日本語教師を目指す方や、転職を考えているかたに役立つ情報発信を心がけていきます。

GW中なのに、暑苦しい記事でお目汚ししてしまいました💦
素敵な一日を!


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