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【ビジネス書解説】「リーダーは話し方が9割」

こんにちは。
今回は、永松茂久さんの「リーダーは話し方が9割」について解説していきます。

はじめに

「どうすれば下の立場の人たちにもっとうまく伝わるのか?」
リーダーになったことがある人は、一度は感じたことがある悩みです。
リーダーとは、1人でも導く人がいる人のことです。
会社の部下やスタッフ、家庭では子どもたちをどうやる気にさせ、導いていくかはリーダーの大きな悩みです。
その中でもコミュニケーションは特に大きな課題です。

うまくいくリーダーになるためにやるべきことは、「相手の立場や気持ちを理解し、寄り添う気持ちを持って話す」それだけです。
これだけできれば、あなたは簡単に愛されるリーダーになります。
難しい理論やテクニックは必要ないです。
この本で得られるメリットは、「話し方に対しての苦手意識が軽くなる」「誰でも簡単にいまからできる」「リーダーとしての話し方に自信が持てるようになる」などです。
この記事ではその中でも僕が厳選した9個を解説していきます。
この記事を見てあなたらしく、もっと簡単に、そしてもっと自由にリーダーとして輝いてください。
勉強になった、もっと知りたいと思った人は、是非いいねやコメントをお願いします。


具体的なアクションプラン


【1個目】 たくさんのリーダーが話し方で悩んでいる

リーダーと言ってもいろいろなリーダーがいます。
そのほとんどが、下の立場の人との関係性で悩みを持っています。
その中でも、コミュニケーションの悩みが大部分を占めます。
うまくいっているリーダーは、特別な力を持っているわけでも、実績があるわけでもないです。
必要なものはたった1つ、「人をやる気にさせ、能力を引き出す話し方」です。


【2個目】 部下に特別感を与える

「自己肯定感を満たす」とは、「相手の存在を肯定する」という意味です。
部下を動かすには、自己肯定感を高めるだけではなく、そのもう一つ上の欲求を刺激し、高めることが必要です。
それは「自己重要感」です。
この2つの欲求は似ているようで、大きな違いがあります。
僕たちには、あらかじめインプットされた本能的な欲求があります。
マズローの唱えた、愛と所属の欲求と呼ばれる「社会的欲求」が自己肯定感、その上にある「承認欲求」が自己重要感に当てはまります。

自己肯定感は、その人自身が自分の存在をどれくらい肯定できているかです。
その人の地位や社会的実績に関係なく、自身の存在を肯定することが条件です。
これに対して自己重要感は、社会での立ち位置や実績により満たされます。

何もない状態が「自己否定感」だとすると、まず存在意義を認められて「自己肯定感」が上がり、「自己肯定感」が満たされると、次に社会でのポジショニングが含まれる「自己重要感」を意識するようになります。


【3個目】 うまくいくリーダーがやっている「フォーユートーク」

人の心は繊細です。
特にリーダーの言葉は思いのほか下の立場にいる人に大きな影響を与えます。
しかし、それはいい意味で使うと、相手の可能性を大きく引き出すことができます。
うまくいくリーダーは自然と相手の自己重要感を高める話し方をしています。
それを「フォーユートーク」と呼びます。
フォーユートークの大きなポイントは7つあります。

1つ目、相手を主役にして話をする
誰もが自分自身に一番興味があります。
相手を主役にして話してくれる人は、その人自身を言語化してくれる人です。
相手は心を開きやすくなります。

2つ目、相手に疎外感(そがいかん)を与えない
どんなにいい話でも、相手が共感できないレベルの人や話、または自分の話ばかりを延々としていては、相手の心は閉じてしまいます。
うまくいくリーダーは、常に目の前にいる人に関係のある話を心がけます。
そうすることで、相手が話に参加するゆとりを生み出します。

3つ目、相手を否定しない
相手を否定する話はなるべく避けてください。
たとえ相手が間違っているときでもです。
相手の考えを一概に否定するのではなく、一旦相手の考え方や気持ちを受け入れることが、スムーズに相手と話を続けていく第一歩になります。

4つ目、事前に相手の興味を知っておく
人は自分のことをわかってくれる人を好きになります。
そして自分の好きなものを同じように好きな人、共通点がある人に心を開きます。
相手の話をよく聞いて、あらかじめ相手のことをリサーチできるときは、相手がうまく話に乗れるようにSNSなどを調べるのもいいです。

5つ目、相手が自分の未来にワクワクできるように話す
うまくいくリーダーは相手に未来を想像させる話し方をします。
相手を主役にし、「自分にはもっと可能性があるんだ」と感じさせることで、相手自身が心の鍵を開けて、自分の意志で動き始めるよう働きかけます。

6つ目、「求められているもの」と「伝えたいこと」のバランスを取る
リーダーは、つい相手に自分の価値観を押し付けてしまうことがあります。
フォーユートークができるリーダーは、「伝えたいこと」ではなく、「相手の興味があること」から話を始めます。
相手が心を開いてから自分の伝えたいことを少しづつ伝えていくと、聞く人の心の中にスッと話が入っていきます。

7つ目、相手のことに集中する
話をするときに緊張するのは、話しているときに自分に意識を向けているからです。
フォーユートークができる人は、「自分がどう話すか」ではなく、「どう話せば相手が良くなるか」に集中します。
そうすることで、相手主体の話ができるようになります。

フォーユートークは、「徹底的に相手の立場に立ち、相手の幸せにフォーカスする話し方」です。
どんな人でも本当にしての幸せを願って話しているときは、良い話し方をしています。


【4個目】 人に好かれて、やる気も引き出す「声かけ」3つのルール

部下の自己重要感を上げるリーダーには3つの共通点があります。

1つ目、名前を呼ぶ
優秀なリーダーは何かを話す前に相手の名前を呼びます。
名前を呼ぶことは、相手を尊重することです。
名前を呼ばれることで、相手は無意識に自己重要感が高まります。

2つ目、We(ウィー)を主語にする
世の中には大きく分けて2種類のリーダーがいます。
一人でチームを引っ張って行こうとするタイプのリーダーと、周りの人を巻き込みながらともに進んでいくタイプのリーダーです。
今の時代は後者のリーダーが求められています。
前者のリーダーは、「私は」を主語にし、後者のリーダーは、「私たち」を主語にします。
わずかな違いですが、下の人に与える心理的影響は大きいです。
「私たちは」と言われると、聞いている人は主語の中に自分
自身が入っていると認識し、話が自分ごとになります。

3つ目、話を振って参加させる
部下にもいろいろなタイプがいます。
優秀なリーダーは、いろいろな部下がいる場面でも積極的な人とだけ話をすることはないです。
自分からは話せない人に対しても、さり気なく話を振ります。
満足な答えが返ってこなくても、しっかりフォローしながら声かけをします。
そうやってチーム全体で1つの話を作り、できるだけ寂しい人を作らないように会話の気遣いができます。


【5個目】 部下の良いところを探す

優秀なリーダーは、普段から部下のいい部分をしっかりと観察し、記憶しています。
いつでも部下の素敵なエピソードを話すことができます。
部下のいい部分をしっかり記録するために、メモ帳やスマートフォンに、部下の感動したエピソードをリストアップしてください。

「常にメモする」と決めると、いい面を見つけるアンテナが立ちます。
部下の人数が多いリーダーも、コツをつかめばスムーズにリストを管理できるようになります。
自分でも忘れていたことをリーダーが他の人に話したとき、ただ覚えていた事実、それだけで部下の自己重要感は大きく上がります。

リーダーは人前に立つ機会が増えます。
優秀なリーダーは、こうしたときに自分の話だけでなく、自分を導いてくれた人、自分を支えてくれた人たちのエピソードを使いながら話します。
自分に注目が集まったときにこそ、その場の力を借りて周りの人のティーアップをします。
その時に意識するのは、自分よりはるか高くにその人を押し上げる意識でほめることです。
ほめるときは全力でその部下のいいところを思いっきり伝える。
この姿勢と器に人がついてくるのです。


【6個目】 部下の重要感を高めるリーダーが使っている魔法の言葉12選

部下にもいろいろなタイプがいます。
一人ひとりに合わせた話し方ができればいいですが、人数が大きくなるほど難しくなります。
たとえ短い一言でも、それが本当に嬉しいものなら、人は動きます。
多くの人に刺さり、簡単に自己重要感を高める一言を12個紹介します。

1つ目、「うん、いいねえ」
部下はリーダーに認めてほしいです。
常に承認を求めています。
部下が提案してきたことは、まず肯定してください。

2つ目、「一緒に考えようか」
部下がなにかの壁にぶつかって悩んでいるとき、答えてくれるリーダーより、自分に寄り添ってくれるリーダーが求められています。
無理に答えを言おうとするのではなく、まずは相手の話をよく聞き、一緒に解決策を探してください。

3つ目、「よくがんばったね」
結果がどうでも、いったんはその労力をねぎらうことでその人は報われます。
人は「がんばれ」と言われるより、「がんばったね」とその努力を認めてもらえたほうが、自分のやったことに対しての満足感を感じます。

4つ目、「君ならできる」
リーダーの一言は大きな力を持っています。
「できる」と言われたら、それまで無理だと思っていたこともできるようになります。
良くも悪くも言葉は相手の言葉の中にイメージを描きます。
どうせなら部下の心をいい方向に導いてください。

5つ目、「大丈夫」
この言葉はこれまでも人に安心感を与えてきた代表的な言葉です。
特にリーダーの「大丈夫」は部下に大きな安心感を与え、いい意味で力を抜きます。
たとえその言葉に根拠がなくても、部下の不安を取り払ってくれます。

6つ目、「なるほど、そんな考え方もあるんだね」
部下が間違ったことを言ったとき、そこを修正するのも大切ですが、まず相手の発言を認めてから別の方法を示したほうが相手の心にスッと入ります。

7つ目、「もう1つ違う方法もあるんじゃないかな」
ゴールに辿り着く方法は1つではないです。
部下が出した意見を否定するのではなく、さらなる可能性や選択肢を開くために効果的な言葉です。

8つ目、「責任は取る」
名リーダーは「最終的な責任は自分にある」と腹をくくって部下と向き合います。
そう言ってくれるリーダーだからこそ、部下たちが自信を持って物事に取り組むことができます。

9つ目、「手伝えることがあったら言ってね」
人は苦しいときに一緒にいてくれる人かどうかを見ています。つらいときにそっと手を差し伸べてくれる人がいるかどうかは、大きなモチベーションの違いになります。

10つ目、「あなたがいれくれてよかった」
これはその人の自己重要感を高める最高の言葉です。
そしてそう思える人がたくさんいてくれる人は幸せなリーダーです。

11つ目、「よくやった!」
ケチケチせず、思いきりほめてください。
このひと言で頑張ってきた部下の心は報われます。

12つ目、「君たちがいてくれるから、僕が負けるはずがない」
チーム全体で良い成果を出すリーダーは、部下に対してこの言葉を使います。
部下たちの自己重要感を高め、チームの士気を一気に高めます。
この言葉を言われて嬉しくない部下は1人もいないです。


【7個目】 「好き」より「嫌い」を知る

あなたの下の立場の人の、「絶対に言われたら嫌なこと」を知っていますか?
コンプレックス、過去の傷、悩んでいることをしっかりと理解していますか?
これにすぐ答えられる人は多くないです。
人は好きなものが同じ人に親近感を感じ、好意を寄せます。

しかし、そのつながりが長続きするかどうかは、「嫌いなことを理解しているかどうか」で決まります。
関係性が長くなると、その相手の些細な嫌な部分が目につくようになります。
嫌な部分をしっかり理解し、それをしないように気をつければ、関係性はうまくいきます。
リーダーはよく話を聞き、相手を知るようにつとめ、好かれるより嫌われないこと前提として相手に接してください。
リーダーの話し方は本当に大切です。
余計なひと言で、下の立場の人との関係性を壊さないようにしてください。


【8個目】 人が求めるのは、成功談より失敗談

失敗談を笑って話せる人に、人は魅力を感じます。
自分をよく見せようと成功した話ばかりを聞かされても、人はうんざりしてしまいます。
失敗談はできれば仕事や部下に関係のある話がいいです。
若い頃の仕事の失敗話などがいいです。
人が失敗するパターンは、張り切りすぎて恥をかいたとか、人の言うことを聞かずに大失敗したとか、そんなに多くないです。
失敗の「あるあるトーク」は多くの人に覚えがあることなので、聞きやすいです。
人は自分に心当たりや共通点がある話に無意識で共感します。共感しやすいのは失敗談です。

リーダーの話す失敗談は、なぜ失敗したのか、どん底からどうやってV字回復をしたのか、そのきっかけは何だったのかを話すことが大切です。
この話の中に絶対登場させるべき人物は、「自分に気づきを与えてくれた存在」です。
その人がどんな言葉をくれ、どう心に響いたかを伝えてください。
その言葉でリーダー自身が救われたなら、同じように聞いている人もその言葉で救われたり、気づきを得る確率は高いです。
リーダーが部下に話をする上で大切なのは、「共感できてためになる話」です。
それを部下に話をするときのテーマづくりの軸にしてください。


【9個目】 ただただ相手の幸せにフォーカスして話す

この本の著者の永松茂久(ながまつしげひさ)さんの師匠は斎藤一人さんです。
実業の傍らで人の心を明るくする本を書いたり、音声を通じてたくさんの人に勇気を与えています。
その斎藤一人さんの話し方のテクニックを3つ紹介します。

1つ目、ただ、目の前の相手が幸せになることだけを考えて話すことこれができると、我が抜けて、相手に伝わる話ができるようになります。

2つ目、「どうすれば伝わるのか」「そうすれば相手が理解しやすいのか」を考える相手の幸せにフォーカスすると、自然と言葉が出てきます。
人はどうしても「自分はうまく話せているか」「自分がどう見られているか」が気になります。
そうすると相手に伝わる話し方ができないです。

3つ目、人の脳は1つのことしか考えられない
相手のことを考えるときは自分のことを考えられないし、自分事を考えたら相手のことを考えられないです。
1つしかない自分の脳のベクトルを相手に向け続けてください。

意識をすれば必ずできるようになります。
伝えるときは相手の幸せだけにフォーカスして話すこと。
これがシンプルですが究極の方法です。


まとめ

それでは、まとめていきましょう。


【1個目】 たくさんのリーダーが話し方で悩んでいる

《下の立場の人との関係性》

リーダーのほとんどが、下の立場の人との関係性で悩みを持っています。
その中でも、コミュニケーションの悩みが大部分を占めます。解決に必要なものはたった1つ、「人をやる気にさせ、能力を引き出す話し方」です。


【2個目】 部下に特別感を与えているか?

《自己重要感を刺激し、高めることが必要》

部下を動かすには、「自己肯定感」を高めるだけではなく、「自己重要感」を刺激し、高めることが必要です。
何もない状態が「自己否定感」だとすると、まず存在意義を認められて「自己肯定感」が上がり、「自己肯定感」が満たされると、次に社会でのポジショニングが含まれる「自己重要感」を意識するようになります。


【3個目】 うまくいくリーダーがやっている「フォーユートーク」

《相手の自己重要感を高める》

うまくいくリーダーは「フォーユートーク」で相手の自己重要感を高めます。
フォーユートークの大きなポイントは7つあります。

1つ目、相手を主役にして話をすると、相手が心を開きやすくなります。

2つ目、相手に疎外感を与えないと、相手が話に参加しやすいです。

3つ目、相手を否定しないで話をしてください。

4つ目、事前に相手の興味を知っておくと、相手が聞きやすい話ができます。

5つ目、相手が自分の未来にワクワクできるように話すと、相手は自分で動き始めます。

6つ目、「求められているもの」と「伝えたいこと」のバランスを取ると、伝えたいことが伝わりやすいです。

7つ目、相手のことに集中すると、相手主体の話ができるようになります。

フォーユートークは、「徹底的に相手の立場に立ち、相手の幸せにフォーカスする話し方」です。
本当に人の幸せを願って話すと、良い話し方ができます。


【4個目】 人に好かれて、やる気も引き出す「声かけ」3つのルール

《部下の自己重要感を上げるリーダーの3つの共通点》

部下の自己重要感を上げるリーダーには3つの共通点があります。

1つ目、名前を呼ぶ
優秀なリーダーは何かを話す前に相手の名前を呼びます。
名前を呼ばれると、無意識に自己重要感が高まります。

2つ目、Weを主語にする
周りの人を巻き込めるリーダーは、「私たち」を主語にします。
「私たちは」と言われると、聞いている人は主語に自分が入っていると認識し、話が自分ごとになります。

3つ目、話を振って参加させる
優秀なリーダーは、自分からは話せない人にもさり気なく話を振ります。
満足な答えが返ってこなくても、フォローしながら声かけをします。そうやってチーム全体で1つの話を作ります。


【5個目】 部下の良いところをいくつ言えますか?

《ほめるときは全力で伝える》

優秀なリーダーは、いつでも部下の素敵なエピソードを話すことができます。
部下の良いところをメモする習慣を身につけています。
自分でも忘れていたことをリーダーが他の人に話したとき、部下の自己重要感は大きく上がります。

リーダーは人前に立つ機会が増えます。
優秀なリーダーは、こうしたときに自分を導いてくれた人、自分を支えてくれた人のエピソードを話します。
その時に意識するのは、自分よりはるか高くにその人を押し上げる意識でほめることです。
ほめるときは全力で伝える。
この姿勢と器に人がついてきます。


【6個目】 部下の重要感を高めるリーダーが使っている魔法の言葉12選

《簡単に自己重要感を高める一言》

多くの人に刺さり、簡単に自己重要感を高める一言を紹介します。

1つ目、「うん、いいねえ」
部下はリーダーに認めてほしいです。
部下の提案は、まず肯定してください。

2つ目、「一緒に考えようか」
部下は自分に寄り添ってくれるリーダーを求めています。
相手の話をよく聞き、一緒に解決策を探してください。

3つ目、「よくがんばったね」
結果にかかわらず努力を認めてもらうことで、自分のやったことに満足感を得られます。

4つ目、「君ならできる」
リーダーに「できる」と言われたら、それまで無理だと思っていたこともできるようになります。

5つ目、「大丈夫」
リーダーの「大丈夫」は部下に大きな安心感を与えます。

6つ目、「なるほど、そんな考え方もあるんだね」
相手が間違っていても、まず肯定してから別の方法を示したほうが相手に伝わります。

7つ目、「もう1つ違う方法もあるんじゃないかな」
さらなる可能性や選択肢を開くために効果的な言葉です。

8つ目、「責任は取る」
そう言ってくれるリーダーだからこそ、部下たちが自信を持って物事に取り組むことができます。

9つ目、「手伝えることがあったら言ってね」
つらいときに手を差し伸べてくれる人がいるかどうかは、大きなモチベーションの違いになります。

10つ目、「あなたがいれくれてよかった」
これはその人の自己重要感を高める最高の言葉です。
そう思える人がたくさんいるリーダーは幸せです。

11つ目、「よくやった!」
ケチケチせず思いきりほめてください。
このひと言で頑張ってきた部下の心は報われます。

12つ目、「君たちがいてくれるから、僕が負けるはずがない」
チーム全体で良い成果を出すリーダーは、部下に対してこの言葉を使います。
部下たちの自己重要感を高め、チームの士気を一気に高めます。


【7個目】 「好き」より「嫌い」を知る

《人は好きなものが同じ人に好意を感じる》

あなたの下の立場の人のコンプレックス、言われたら嫌なこと、悩んでいることを理解してください。
人は好きなものが同じ人に好意を感じます。
しかし、そのつながりが長続きするかどうかは、嫌いなことを理解しているかどうかです。
リーダーはよく話を聞き、相手を知るようにつとめ、嫌われないこと前提として相手に接してください。


【8個目】 人が求めるのは、成功談より失敗談

《誰がその気づきを与えたのか》

失敗談を笑って話せる人に、人は魅力を感じます。
失敗の「あるあるトーク」は多くの人に覚えがあることなので、聞きやすいです。
リーダーの話す失敗談は、なぜ失敗したのか、失敗からどう立ち直ったか、誰がその気づきを与えたのかを話すことが大切です。
自分に気づきを与えた人の言葉がどう心に響いたかを伝えてください。その言葉でリーダーが救われたなら、同じように聞いている人もその言葉から気づきを得やすいです。


【9個目】 ただただ相手の幸せにフォーカスして話す

《自分の脳のベクトルを相手に向け続ける》

この本の著者の永松茂久(ながまつしげひさ)さんの師匠は斎藤一人さんです。
斎藤一人さんの話し方のテクニックを紹介します。

1つ目、ただ、目の前の相手が幸せになることだけを考えて話すこと
これができると、我が抜けて、相手に伝わる話ができるようになります。

2つ目、「どうすれば伝わるのか」「そうすれば相手が理解しやすいのか」を考える
相手の幸せにフォーカスすると、自然と言葉が出てきます。

3つ目、人の脳は1つのことしか考えられない
1つしかない自分の脳のベクトルを相手に向け続けてください。

意識をすれば必ずできるようになります。
伝えるときは相手の幸せだけにフォーカスして話すこと。
これがシンプルですが究極の方法です。

更に詳しく学びたい方は、是非こちらの動画をみてください♪

解説は以上です。
人が切実に悩んでいるのは、友人や知り合いなどの横軸の関係よりも、上の立場の人と下の立場の人などの縦軸の関係です。
いま必要なのは、自分の信念や軸を持ち、次世代を導くリーダーです。
この記事を通じて、一人でも多くのリーダーが次世代の人を導くリーダーになってください。
今回の解説が勉強になった、参考になった人は、是非いいねやコメントお願いしますー。

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