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「ユーザーの声を直接聞きながら開発できる」若手エンジニアが語るYOUTRUSTだからこそのやりがい

2023年4月にYOUTRUSTに入社した寺井省吾さんは、教師からエンジニアという異色のキャリアを歩んでいます。なぜ彼はエンジニアの道を選び、そしてなぜ、YOUTRUSTへの転職を決めたのでしょうか。今回のnoteでは、彼のキャリアの変遷や入社して間もないなか感じるYOUTRUSTの魅力とは何かを伺いました。

エンジニア 寺井省吾
1995年生まれ、大阪大学基礎工学部情報科学科卒。大学では情報科学と教職課程を修了し、新卒で中学校の数学教諭となる。その後、株式会社iCAREでバックエンドエンジニアとして従事し、2023年4月より株式会社YOUTRUSTに参画。

教員時代の同僚の姿を見て、エンジニアの道を歩むことを決意

──新卒からのキャリアについて教えてください。

大学卒業後は、公立中学校で数学教師をしていました。学生時代から「特定の教科を教えたい」という気持ちよりも、周りの人たちに一生残るような良い影響を与えたい想いが強かったです。そのため、大学でも教育学部や数学科ではなく、コンピュータが学習するメカニズムを知ることが人の学習にも活かせるのではないかと思い、プログラミングを学ぶ学科を選びました。

そして卒業後に教師になりましたが、実は1年目の途中でやめてしまいました。教師のなかには、やむを得ず家族との時間を犠牲にして仕事をしている人がたくさんいるのを感じ、教師をしたい想いよりも、こうした状況を改善したい気持ちが強くなったからです。

そして自分が大学で勉強してきたプログラミングの力でなんとかできればと思って、Webアプリ開発の勉強を始めました。教師をやめてから1年間はプログラミングスクールに通いながら勉強し、エンジニアとして働き始めたのは2021年の8月です。その会社に1年半ほど勤めたのち、YOUTRUSTに入社していまに至ります。

──寺井さんはGitHubにもいろいろな自作アプリを載せられていますが、それも勉強の一環として取り組まれていたのでしょうか。

勉強したことのアウトプットの意味ももちろんありますが、どちらかというと趣味の側面が強いかもしれません。エンジニアになったきっかけが同僚の先生たちの働き方を改善したいという想いだったので、「これを作ったら誰かの役に立ちそう」「これを作ったら笑ってくれそう」と思うものを作るのが趣味になってるんですよね。

エンジニアになってからも自作での開発は続けていますし、いまも新しいものを作っている途中なんです。YOUTRUSTに入社したばかりなので、しばらくは業務のキャッチアップに時間を使おうと思っていますが、これからも余裕のあるときに細々と続けていければ嬉しいですね。

YOUTRUSTメンバーのサービスへの熱い想いと一体感が入社の決め手

──転職を考えられたのはどんな理由からだったんでしょうか。

自分の業務の幅をもっと広げたいと思ったことが一番の理由です。前職だとバックエンドが中心だったんですが、バックエンドだけでなくインフラやフロントエンドもやってみたいなと感じていました。それに加えて、ボトムアップな文化で仕組みや制度をスピーディに改善していける環境で働いてみたいという思いがありました。

──YOUTRUSTへの入社の決め手はなんでしたか。

YOUTRUSTのメンバーが発信する内容を見たり、実際に自分がお試し副業で関わったりするなかで、この人たちと一緒に働いたらワクワクして過ごせそうだと感じたのが一番の決め手でした。

働いてる人たち自身が自社のサービスをすごく好きで、本気で事業を伸ばしていこうという想いが強く感じられて、そこに魅了されたんです。環境やソースコードをよくしていこうとする開発組織のみなさんの意識の高さも印象的でした。

プロダクトを開発していくなかでも、PdM、デザイナー、事業責任者など全員がミーティングしていて、エンジニアも含めたワンチームでやっていこうという雰囲気があります。それが自分にとってすごく魅力的で、これも決め手のひとつになりました。

決まりきった正解がないからこそ楽しい

──実際に入社されてみて、率直な感想を教えていただけますか。

まだ入社したばかりなので十分に体感できてはいないのですが、先週リリースしたばかりの機能のフィードバックが、もう今週には世の中に転がっている状態がすごく刺激的です。スピード感がtoBのプロダクトとは全然違うと感じています。

自分が携わったものが直接ユーザーに届いて、かつそのユーザーの声が聞けるのはtoCならでは。これから自分が大きな機能をリリースして、それで喜ぶユーザーの声が聞けたらすごく嬉しいだろうと思います。

開発組織としても伸ばしていける箇所がたくさんあることは間違いないものの、すごく整備されていると感じています。僕自身もエンジニアとしてはYOUTRUSTが2社目なので、多くの組織を知っているわけではありませんが、いままでYOUTRUSTで働いてきた先輩たちのおかげでこれだけ整ってると、強く感じています。

まだ入社してからは数週間ですが、開発の進め方もYOUTRUST内でのルールもわかりやすいですし、だからこそ開発メンバーの人数のわりにすごくスピード感のある開発が実現できていると思います。

──これから挑戦していきたいことについて教えてください。

いまはまだキャッチアップの要素が強くて、自分がやることを伝えてもらってそれを行うことが多いです。まずは早く業務に慣れて、自分で考えて提案するなど自分から仕事を作っていけるようになります。

また、組織のカルチャーにも関心があるので、ゆくゆくはその領域でも貢献したいと考えています。これから入ってくるエンジニアたちが、楽しく長く働ける場所にしたいし、入社してはじめて「こんなに優れた開発組織なんだ」と知ったので、そこが伝えられるような発信をしていきたいですね。

──寺井さんから見た、YOUTRUSTというプロダクトの面白さはどんな部分にあると思いますか。

決まりきった正解がないことです。プロダクトの性質上、ゴールの完成形のバリエーションがすごく多いですよね。たとえば一般的なToDoアプリであれば、これが完成形でそこに対しての自分たちのプロダクトの進捗もわかりやすいと思うんです。

ただ、YOUTRUSTの場合はそうした決まったレールを進むわけではなく、自分たちで正解を作っていく必要がある。そこがYOUTRUSTの難しさでもあり、楽しさでもあると思っています。

──どんな人がYOUTRUSTで活躍しやすいと思いますか。

整っているとはいえ開発組織がまだ大きくないので、サービスがより良い方向に進むためであれば、幅広く取り組める人でしょうか。あとは言われたものをそのまま作るのではなく、どういうものを作っていくかを一緒に考えるのを楽しめる人はフィットすると思います。

──最後に、寺井さんが一緒に働きたいと思うのはどんな人ですか。

YOUTRUSTはまだ成長半ばで、今後も常にどんなプロダクトにしていくのかを考えていくフェーズです。そこに職種は関係なくて、社員全員が考えていかなくてはならない。そんなことを一緒に考えていける人に入ってもらえるとすごく嬉しいです。


執筆:えなり かんな
編集:たかしお



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