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YOUTRUSTは次の領域へ――新規事業担当者が語る、いまの面白さ

YOUTRUSTでは、2023年1月より広告事業部を立ち上げました。これまで行ってきたキャリアSNS事業やHR Tech事業との相乗効果で、よりクライアントに貢献することを目指して立ち上げた事業です。今回はそんな広告事業部を担う阿久津幸平さんにお話を聞きました。

広告事業部 営業統括 阿久津 幸平
2014年、新卒として広告事業やゲームの受託開発に携わる。その後数回の転職の中で、広告事業および動画サービスの立ち上げとマネジメント、ヘルスケア領域の新規事業等を手がける。2023年2月よりYOUTRUSTに入社。広告事業部の立ち上げに奮闘中。


「阿久津ならなにかできそう」代表・岩崎の期待

――YOUTRUSTに入社するまでのキャリアを教えてください。

新卒ではCAモバイルの子会社に入社しました。入社当時は10人ほどの組織だったこともあり、ビジネスサイドでは初の新卒でした。広告・アフィリエイト事業にて営業や広告運用を手がけたほか、ゲーム開発も行っていたため、そのディレクションも経験しています。

2社目からメディアに関わるようになります。広告営業として、大手から中小企業までの広告代理店を担当していました。その後、動画広告をはじめることになり、その立ち上げにも参加。これが新規事業に携わった、はじめての経験です。

――キャリアの早い段階で新規事業に関わられていたんですね。

その後、転職先でも新しい動画アプリの立ち上げに関わりました。結果的には想定していたよりもうまくいかなかったので、ピボットしてタレントYouTube事業を立ち上げます。ここでは事業計画の策定から事業戦略作り、タレント事務所との交渉、10名程度のマネジメント経験、さらには営業など、非常に幅広い経験ができたと思っています。5年弱勤めていたこともあり、私のキャリアの核となる部分です。

そしてヘルスケア系の企業に転職して新規事業立ち上げに携わったのち、YOUTRUSTへ入社しました。これまでの経験を活かして、現在は広告事業部の立ち上げに邁進しています。

――YOUTRUSTを選んだ理由はなんだったのでしょうか。

大きく分けて2つあります。もともとtoC領域への興味が強かったことがひとつです。前職もtoCの事業でしたし、YouTube関連の仕事に携わっていたのもtoCへ関心があったのが大きいです。

もうひとつはHRへの興味です。僕自身は一般的なビジネスパーソンよりもキャリアの年数の割に多く転職をしていますし、これまでにマネジメントも経験しています。そんななかで人の成長やキャリア形成に関心が向くようになったんです。「どんなふうに人が仕事を選択するのか」「多くの人が楽しく仕事できる社会はどうすれば作れるのか」に強い興味を持ちました。自分で事業を立ち上げて、何かやろうかなと思ったほどです。ただHR領域で仕事をしたことがなかったので、一度働いてみたいと思い入社を決めました。

YOUTRUSTにはもともとプロダクトにも魅力を感じていたんです。人の成長に繋がりそうなサービスという印象がありました。どちらかというとtoCに寄り添いたい思いが強いので、余計に刺さったのかもしれません。ただその一方で、ポテンシャルはすごく感じるのになんだか伸び悩んでいそうな印象を漠然と持っていました。僕が入ることで伸ばせる余地がありそうだと感じたのも大きかったですね。

――YOUTRUSTを知ったきっかけは何だったのでしょうか。

応募のきっかけは、もともと知り合いだった岩崎からの声かけです。とは言っても最初から何をやるか決まっていたわけではありませんでした。「阿久津なら何かできそう」と岩崎が声をかけてくれたんです。

最初の打診は「PdMがいいんじゃないか」という話でした。でも最終面接の場で「広告事業を立ち上げたけどやれる人がいない。阿久津ならできるのでは!」という話をもらい、面白そうだと感じました。

一筋縄ではいかない難しさが面白さでもある

――実際に入社してみていかがでしょうか。率直な感想を教えてください。

これまでのキャリアでも採用に携わることはあったので、「こんなニーズがありそう」というイメージはなんとなくありました。それでもやはり知らないこともまだまだ多い領域なので、その難しさを感じています。一方で、それが面白さでもあります。

僕がいままでに営業してきたのは広告代理店の人やマーケティングに携わる人、事業責任者の人が中心。人事と関わることはほとんどありませんでした。そのため、人事のニーズをしっかり掴み切れてはいないですし、最適なコミュニケーションの仕方を模索している最中でもあります。

また、業界もこれまでは絞られていましたが、YOUTRUSTの場合は営業先の業界も無限大です。業界ごとにどんな提案やコミュニケーションがマッチするのかを考えていく必要があるのも難しくて面白いと感じています。

――今後はどんなことに挑戦しようと考えていますか。

スタートアップやベンチャー企業以外に、いかに大手企業などのクライアントを広げていくかがいま抱えている大きな課題です。少し大袈裟かもしれませんが、スタートアップ・ベンチャー業界でのYOUTRUSTの認知度は一定獲得できた状態だと思います。一方で規模が大きい企業や老舗企業ではまだあまり使われていません。そこに大きな可能性が秘められていると感じています。

そこに取り組むにあたって難しいのがプロダクトのコンセプトの伝え方です。SNSと聞くと「それはうちの会社では使いづらいな」と感じる企業もあります。そういった企業にもYOUTRUSTを使ってもらうための戦略設計は一部署だけでは完結しないので、僕がいかに他の部署を巻き込んで取り組めるかが肝だと感じています。

――エンタープライズの領域にも展開していくということですね。そんな中、なぜYOUTRUSTは広告事業を始めることになったのでしょうか。

YOUTRUSTの新しい収益の柱となる事業を作りたいという目的もありますが、自分たちのミッション・ビジョンを成し遂げるためにプロダクトとして成長させるために必要だと思っているからです。

YOUTRUSTはダイレクトリクルーティングのサービスで、一定数企業様とお取り組みをしてきましたが、これまでは中途採用のみに特化した提供範囲でした。ですが、YOUTRUSTは、すべての人のキャリアに関わっていけるプラットフォームを目指しています。

採用に限定せず、採用広報や企業PR、またビジネスマンに向けた商品PRなどができる場を作りたい。YOUTRUSTのなかで生まれるきっかけやつながりをもっと増やしたい。そんな思いから広告事業をスタートさせました。

広告の枠組みにとらわれないことが大切

――阿久津さんが考える、いまのYOUTRUSTで働く面白さは何でしょうか。

一番はプロダクトを作っていけることですね。たとえば他社さんのサービスだと、ビズリーチはダイレクトリクルーティングサービスですし、Wantedlyはいわゆる転職サイト的な立ち位置ですよね。転職にも使えるサービスを作ろうとすると、基本的に最後には転職サービスになっていくものだと思うんです。一方でYOUTRUSTでは転職サービスではないキャリアSNSであるものの、かつ転職もできるプラットフォームを目指しています。これをどうやって実現するのかという大きな課題に取り組めるのは、非常に面白いフェーズだと思います。

また、先ほども少しお話ししましたが、僕たちの目指す社会全体に影響を与えるサービスにするために、これからはさらにサービスを広めていくべきフェーズです。いわゆる10→100の段階です。僕としては0→1や1→10よりも苦労することが多いのではと考えています。でもその分インパクトが大きく、かつ、他社がやっていない領域に取り組むことができるので、ほかの会社ではできない経験ができるのではないかと思います。

――YOUTRUSTで活躍できるのはどんな人だと思われますか。

第一に、自分で考えて能動的に動けることが必要不可欠です。その上でYOUTRUSTの文化に合うのは、横のつながりを大事しながら仕事に取り組んでいける人。また、ここは素直な人が多い会社でもあります。だから同じように素直で、でも自分の意見はしっかり持っていてそれを通していける人が向いていると思います。

ただ、会社自体が若いため社員も若い人が多く、お手本となる人が少ないのも事実です。そのため、目指す先がわからなくなることもあるかもしれません。それを踏まえるとミドル層の人が活躍しやすい環境かもしれないと、個人的に考えています。

――広告事業部で求める人材についても教えてください。

まずは一緒に営業をしてくれるメンバーが必要です。実はいま所属しているメンバーには、広告の営業経験がある若手がほとんどいません。こうした経験を持った人が来てくれると嬉しいですね。

また、現在の広告事業はできることが限られていて、時間を使ったら使っただけ事業成長するものではありません。そのなかで、どれだけ自分ができることを広げられるのかも重要だと考えています。だからこそ、これから入ってくる方にも「広告事業部」という名前や従来の広告の考え方にとらわれず、新しい広告の形や提案手法を考えていっていただきたいです。そういったことが好きな方には非常に向いている環境ではないでしょうか。

ユーザーが増えてくればできることの幅もかなり広がってくるので、それを目指して一緒にやっていただける方に入社いただけるととても嬉しいです。


執筆:えなり かんな
編集:たかしお



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