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出産後だらだら過ごす自分へのあせり〜授乳・横になる・SNS見るで1日が終わる毎日

そんな日が毎日続いて、良いのだろうか。 

将来のためになることを、
お金を稼ぐということを、
自分を磨くということを、
何もしない日。

授乳、朝食、授乳、沐浴、昼食、洗濯、おやつ食べる、書類作成など、横になる、インスタ見る、夕食、家族と電話、おやつ食べる、横になる、授乳、就寝、授乳

世の中の認識としては、
出産後には、6週間ほどの産休が与えられるので、
休むことは罪悪感を持つことではないようではある。

ただキャリアウーマンとしては、
そもそも妊娠10か月のときからビハインドが出始めているのに、
さらに、トロトロと人生過ごしていてはいけないのではないか。
と焦る。

時間を有効活用しなきゃ。
でも疲れや痛みでできない。いや、疲れも痛みももうないんだけど(笑)、甘んじてダラけてるだけなのか。

『The Positive Birth Book』という本に、
人は「doing」していないといけない衝動にかられているが、「being」で良いのだということを見つけた。

ただ、私にはこれが難しい。
自己肯定感の低い私は、
外部の周りから何かしら承認されていないと不安になる。
承認を得続けるには、
何かdoしていないといけない。
存在自体を愛してくれるのは家族ぐらいだ。家族も大事だけど、家族だけの社会で生きるのは不安だ。

あらゆることを自信を持ってdoするには、
beを認めることがまず大事なコアだと思う。
だからこれを機に、beを認める練習をしてもいいはず。

進歩しないことへの焦りといえば、
先日読んだ内田樹さんの『下り坂の日本幸福論』本に書いてあった「循環する時間」という概念をおもいだした。

時間には「直進する時間」と「循環する時間」があり、
「直進する時間」は時間を経るにつれ進歩する/していないといけないと感じる時間、
「循環する時間」は、同じことをループのようにくりかえす時間。

「being」である自分を受け入れる、循環する時間を受け入れる、という心構えでいられるだろうか。


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