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ブログ再開します【写真作家の死 ver.β:20240720】



2025年6月〜にギャラリーで個展が決まりました

相変わらずぼんやりと生きてるし、このマガジンの為に書こうと思った日記も途中で投げ出しているし、相変わらず適当な人間ですが、7月16日にギャラリーへポートフォリオを持って営業に行ったら「2025年6月以降なら(未定)個展をどうぞ」というオファーを1件目でもらえたのでホッとしてるのと同時にこの1年間をまた適当に過ごさないために(いつも適当ですが)自分自身のライフログと写真の事を考えるために記録をつけようと思います。
北桂樹さん(作家・写真研究家:実は母校の卒業年度が同じだった)が自分の個展までのブログ「厳しくも楽しいアートの道を行こう」に見本としてやってみます。おばちゃんがどこへ行こうとしてるのかどこへ辿り着けるのか、みなさま草葉の影から(違)そっと見守りください。途中でまた投げ出すかもしれないけどさ。
なお、ギャラリー名等は正式にプレスリリース出てからにします。大丈夫です妄想じゃないです。多分。

この2年くらいの経緯

  • 姑が昨年から施設へ入居

  • バイト先でパート社員→契約社員

  • 塩釜フォトフェス ポートフォリオレビューを受けるが惨敗

  • 深川雅文さんの[view of work]を受けてギャラリー営業を考えた

  • ダイエットのリバウンド

  • 中国での20mx2.2mの展示

塩釜フォトフェスのポートフォリオレビュー参加

 今年初めて塩釜フォトフェスのポートフォリオレビューに参加できました。あまり出す人いないだろうなと甘くみてたら
結構調べると「1次審査落ちた」という方を聞いていたので公表はされてないですが応募番号の最大の数値とレビューに参加してる人を見てみると結構二人に一人は落ちている感じでちょっと意外だった(ごめん)
レビューは2名受けました。佐藤正子さん(キュレーター)と近浦啓さん(映画監督)ファイナルには行けませんでしたが、岩波友紀さん(ユージン・スミス財団助成金受賞者:日本人初)アバロス村野さん(アルル写真祭のphotobookショートリスト)がいてその二人もファイナルになってなく
「若い人向け」なのかなあとか思ったり、三人で念願の寿司をお昼に行ったりして楽しかったけど、レビューは結構気になることを言われたのでまだまだブラッシュアップしないとなーと凹んで帰ってきた(ファイナルに入れないし)この作品をどうするのを必死に考えた。

深川雅文さんのview of workを受ける

インディペントキュレーターの深川雅文さんが不定期に「view of work」という作品とか論文とか無料で見てくれるイベント(オンライン)でやってて
一度受けたことがあった。ある時別件でfbのメッセンジャーをもらった時に
「またview of workをやられる時にお見せしたい作品がありますので次回開催をお待ちしてますね」と書いたら「おお それは楽しみだ」と返事をもらってからずっと開催するのを待っていて やっと見てもらう。(これは先着2名とか3名なので情報をゲットするのが大事)

やっと見ている人との【インターフェイス】ができつつあるかも

 深川さんのレビューを受けている時にそう言われて、まじで泣くかと思った。いろんな事をしていろんなアプローチをしてやっと自分が求めていることにそっと近づいたなと思ったのでした。私の作品は「悲しみを全面に出して、みている人に【感動ポルノ】を提供するのではなく、一方的ではなく
相手からも何か(共感)を引き出すものでありたい」と思っていました。
(それは「普遍化」という言葉なのかもしれないですが)
それを言ってもらってホッとしたのでした。

ポートフォリオを持ってギャラリーに営業に行きなさい

「展示しないの?」といろんな人に言われてた。
コンペに受かって展示ができたらいいと思ってたまに
出していたが惨敗だった。(涙)自分でレンタルギャラリーを借りて
展示もかなりの資金難(家計が火の車)だったので考えてもなかった。
でも深川さんに
「ギャラリーに企画展でやってもらえるように営業に行きなさい」と
言われてちょっとハッとした。
鳩が豆鉄砲喰らったような顔をしてる私に
深川さんから「それは作家として基本でしょうが」と言われ、
(ああそうだな忘れてたな)と気がつく。
全敗したら、レンタルギャラリーが借りれるように
お金を貯めてやるべきだなとやっと気がつく(遅すぎる)

ここ最近 契約社員になってから仕事が加速度的に忙しく
(と言ってもベンチャー企業の同僚に比べたら全く仕事量は少ないです)
家に帰るとぐったりしてなにも考えられない状態だったのですが、
土日を使ってプリントやらセレクトやらポートフォリオブックを作って、
ギャラリーのリストアップをして、レンタルギャラリーの値段も
リストアップしていた。
まずは 最初の1件目のアポを取るためにメールをしてみた。
(久しぶりのギャラリー)

明日なら空いてるからすぐきて

返事をもらって、速攻で次の日バイトを中抜けしてお伺いした。
ポートフォリオブックをざっとみて(あれだめかな?)と思っていたら
今いっぱいだから来年の6月以降になるけどそれでもいい?」と
返事が速攻できた。私は土下座するくらいの勢いで
「あ、いつでもいいです。空いてるところなら、そして狭い場所でもいいです。全く問題ないです。プリント売れない作品なのでギャラリー側の利益のためにこっち負担あってもいいです」と言うと
「それは後で考えましょう。とりあえず日程とスペース決まったら連絡します」とすぐ終わってしまった。
そして「もう営業行かなくていいよ」と言って下さった。
泣くかと思ったおばちゃんは年齢のせいか涙脆い。

 そんなお陰で、これからの1年間の間仕事も忙しいですが、写真のことを作家として考え続けるためにブログを書こうと思います。
書くことがなくて
「アイス食っちゃった おいしぃ♡」とかアホなことしか書かない場合もありますが、どうか見守ってください。
このおばちゃんがどこへ辿り着くのか どこにも辿り着かないのか。


塩釜で念願の寿司を食う


48歳からの写真作家修行中。できるかできないかは、やってみないとわからんよ。