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【自分史ノススメ】なぜ「自分史」なのか?

「自分史」いわゆる「個人のライフヒストリー」を綴ることに興味を持ったのは、キャリアカウンセリングの学びの中で「ナラティブ」というものに出会ったからです。

以前のキャリアカウンセリングとは、その人の「興味・能力・価値観」を見つけ出し、「職業情報」を収集・分析することで、その人に合う仕事をマッチングする、そのために面談を行うという感じで進めてきました。

しかし、世の中の変化が早く、生涯一つの職業でプロフェッショナルを極めることが困難になってきました。
となると生きていくために常に変化に対応する必要があり、自分の経験や強みを意識し、学び続けることが求められます。

そこで注目されているのが「社会は人の心や感情の中で形作られるもので、人の心や感情を離れては存在しない」とする社会構成主義と、「今、ここ」の時点に焦点を当てて、その人の「語り」が過去からのつながりを持ち、未来への布石となるとする「人生ストーリー」として紡がれることによって課題解決のヒントを得る「ナラティブ・アプローチ」です。

人が自分自身の物語を語ることに、癒しや希望、将来への展望を得ることができるなんて。

であれば「自分自身の物語を自分で綴る機会があってもええじゃないか」と思った次第です。自分の好きなように、自由にね。

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