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【新しい時代の人事について考える読書会#7】開催レポート

Read For Action・リーディングファシリテーターの野口ゆうこです。
2024年3月20日にオンライン開催した読書会のレポートです。

今回取り上げた本は、「4段階で実現する心理的安全性」です。
https://amzn.to/48h98Hm

3回連続でお申し込みは満席、当日は5名の方が参加されました。
読書会リピーターの方が3名、初参加の方が2名でした。
お一人はキャリコン繋がりの方で、お互い介護問題を抱えて「キャリコンの介護両立支援」について意見交換させてもらった方。
両立支援は育児や治療という切り口もありますが、介護は先が見えないので難しいです。
もう一人はネット検索で見つけてくださいました。ご自身もリーダーの役割を担うため心理的安全性に関心があるとおっしゃってました。

いつもなら本が章だてなのですが、第一段階〜第四段階という構成で「心理的安全性」の標準化を著者は考えていたのかな〜と思いました。
皆さんには「イントロダクション」「第一段階」「第二段階」「第三段階」を手分けして読んでもらいました。

今回も色々なキーワードが皆さんで語られました。
「インクルージョン」をどう扱うかという話や「尊重」と「許可」がどんな段階を踏んでいくのかとか。
「心の知能」が段階を経て成長していくこととか。
なかなか深い話になっていきました。

リードフォーアクションの読書会は「読まなくても参加できる」ことと「参加してから読むとより深く理解できる」のがポイント。
今回は参加者の皆さんそれぞれの現場で活用していただけるのがベストかなと感じました。

私にとって印象的だったのは、最後の感想シェアで小学校の担任の先生の話をされたことでした。
心理的安全性と教育現場の方の話を聞いていて思い出されたそうで、先生は1年間の学級通信で、クラス児童全員の良いところを取り上げて表彰されていたとのこと。特別に賞をもらったり、スポーツで成績をあげたりだけではなく、先生が一人一人をちゃんと見ていたんだなと思ったとの事。
それを聞いた私は、心理的安全性はそれぞれがリーダーシップを持ち、尚且つメンバーをちゃんと見ていることがマストなのかもと思いました。

★読書会の感想★
・色々な視点を知れたので参加して良かったです
・いろんな意見が聞けて楽しかった。
・今回仕事を意識された参加者が多く、それもまたスパイスになり興味深かった。
・集中して考える時間を取れるのは良いと思いました

★ファシリテーターへの感想★
・私の言いたいことをまとめて皆に伝えて頂いてありがとうございました。
・安心感と安定感を感じました。
・各自のコメントをつないでいただいて、本や今回のメンバー自体の理解を助けていただきありがとうございます。
・スライドも綺麗で、ファシリテーションに受容マインドがあふれていて素晴らしかったです。本日は有難うございました。

次回は2024年5月6日(月・祝)20:00〜21:30開催です。よろしくお願いします。
http://ptix.at/6ckSjJ

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