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教えてください!ベーシックインカム

ベーシックインカムの話題を目にするのが増えてきている気がする。

ベーシックインカムは無条件で国民にお金を配るのとは違うはず。

ここの部分の解釈が私の中でまとまっていない。知っている人に教えて欲しい。

ベーシックインカムって、国から毎月お金がもらえる制度なのですか???


「違う」を前提にして私の解釈を書いてみよう。


もしもベーシックインカムが始まったら、健康保険や年金というものを含んだ内容になるんじゃないか?というのが私の解釈。

つまり、病気になった時の治療費はベーシックインカムの中からどうぞ、というもの。

老後の資金もそちらからどうぞ的な。


これは、もしかすると遠回しに医療費の抑制になるかもしれないけど、治療ができなくなる人が続出する可能性もある。

つまり、必要だった治療を受けるための資金を日々の生活に使ってしまい、必要な治療が受けられなくなる現象が起きるかもしれない。

不必要な医療費は削減できる可能性はある。


人口が適切なサイズに向かう可能性もあるし、地獄絵図のような社会になる可能性もある。

それを始めることが社会の中でどんな問題を生むのか、そのあたりまで考えて討論をしていかないといけないかも、、、ベーシックインカムは。



だって普通に財源がない(と思う)。特別給付金みたいにただ配るわけにはいかない。不可能だ。

何かを止める必要がある。


社会保障費が含まれる形の支給だったり、医療費が自由化したり、保険制度がなくなったり、複数のケースを推定しておく必要がある。

経済的に余力があって、知性がある人は、ベーシックインカムでもらえる分を自分の体のケアにあてたり、将来の蓄えとして計算するかもしれない。

でも、そうじゃない人は、目の前のあれこれのためにベーシックインカムを使ってしまうだろう。


それが良いとか悪いとかじゃない。


今よりもずっと自己責任の占める部分増えるのだと思う。



労働「者」が経済に必要なうちは、危険な判断になりそう。

ドロップアウトする人が増えて、社会から労働者が減って、経済力が落ちると、そもそもベーシックインカムの財源が生み出せなくなる。

だから、労働「者」じゃない労働「力」というか、人間の実質的な行動以外で財源が生み出せるようにならなければ、実現可能性の低い制度なのかもしれない。


そもそも貨幣の在り方だって、どうなっていくかわからない。

2021年のダボス会議は「グレートリセット」がテーマみたいだ。

このテーマは、パンデミックの発生を受け、公正で持続可能かつレジリエンス(適応、回復する力)のある未来のために、経済・社会システムの基盤を緊急に構築することを指している。
(世界経済フォーラム、2021年ダボス会議を1月から初夏に延期:JETRO)

何がどんな風にリセットされるのだろう。ちなみにダボス会議は世界経済フォーラム(WEF)の会議。

何がリセットされるか?
貨幣の意味だとしたら??
世の中はパニックに陥るね、きっと。

でも、たとえば水素エネルギーが普及したら、とか、農業のコストが激減したら、食べることにお金の心配をしなくてもいい時代になるかもしれない。

環境問題についても語る会議だと思うので、関係してくるはず。



そして、もしも、いかなる攻撃も無力化できたら、安全保障にかけるコストはいらなくなるかもしれない。

お金の意味とお金の価値は、少しずつ変化していくだろうし、2020年はこれまでに比べたらそのスピードは加速したと思う。



ベーシックインカムをただの配給だとは思わない方が良いし、その上でどんな一生を生きようかって、考える人が増えて欲しい。

私の不勉強な部分があるので大きく誤解をしていると思う。ベーシックインカムについて、ぜひ詳しい人の意見を聞いてみたい。

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