寒さ対策は「走る」一択

だいぶ冷え込んできています。11月に入って2021年も残り60日くらいですか。

外に出ると落葉樹の葉が色づいて、落ちて、歩道にたまっています。

管理する人にとっては厄介かもしれませんが、色づいた落ち葉を見るのも好きですし、道路にたまった乾いた落ち葉を踏んだ時の音も好きです。今頃は総合的に好きな季節ですね。

これで雨が降ってしまうと、落ち葉は貼り付いてしまうからだいぶ掃除しにくくなるのですよね。かといって道路の濡れ落ち葉は滑る原因になるので、やはり対処が必要ですね。。。関係する方、よろしくお願いします。

冷え込みに対しても体が順応してきた感じがします。

10月に急に寒くなった時に比べても気温が下がっているのに、あの頃よりも寒い感じがしません。

体が冬モードに入ったのでしょうか?

夏に入る前に色々な人と暑熱馴化の話をしていました。汗がかける体になっておくと、熱がこもらなくて安全に夏を過ごせる、みたいな話です。暑さに対応できる体を準備するわけです。

冬の前は??

冬の寒さが実感できる頃になると、メディアでは「冷え」がなんちゃらと言い始めます。

「冷え」は大敵のようです。

でも「冷え」が何なのかは言いません。不思議ですよね。

「寒い」と感じる現象を言っているようには見えます。

「冷え」は物質として存在しているのではないみたいです。ですが、「冷えをとる」と表現されています。わかっています。比喩表現ですね。

「冷え」は東洋思想なのでしょうかね?昔、のめり込んだ時に感覚的に理解したと思っていましたけど、改めて考えるとよくわかりません。。

「冷え」の対策として、体を温める道具を売り出したり、温かい食べ物が話題に上がったり、ヨガとかストレッチが紹介されたりします。

基礎代謝を高める(?)目的で筋トレが推奨されたりもします。

冬は外気温が下がる訳なので、体は低温に晒され続けます。

冬の体に求めるのは、体の熱を発散させない、体内で熱を産む、の2つかなと思っています。

体内で熱が産まれるには代謝活動が必要です。

代謝は各細胞で行われます。

細胞に水と酸素と栄養素が届いて化学反応が行われて、エネルギーが作られます。

温かいものを食べるから体で熱が産まれるわけではないと思うんですよね。

体を温めるには、いかにして細胞に必要な物質を届けるかにフォーカスしないといけません。

細胞に必要な物質が届くには、組織の間が動く必要があります。

運動不足で固くなった身体だと、組織の間の動きが乏しくて多くの細胞に多くの物質が届きません。筋肉がたくさんあっても固くなっているだけだと細胞に届かないで熱が産まれないのではないでしょうか?

もっとも、筋肉がたくさんあるような人はだいたい関節をよく動かしているので固まった体ではないのですか。。。

熱を産むためには運動が最適だと思います。いや、必須ですね。

肌を外気に晒せば、皮膚表面の温度が下がります。そうすれば表面近くの血管は収縮します。収縮すると酸素や栄養が届きにくくなります。結果的に熱が産まれません。

そのため、ある程度肌を外気から守り、血液循環を滞らせない対策は必要です。

それと「使い捨てカイロ」などで温めるのはちょっと違うのではないかな?と思うのです。

むしろ、血管が拡張して血流が上がり、局所的に熱が奪われやすくなる気がします。使い方次第ですけどね。

スポット的に使用するのは有効です。外気が氷点下になるような時に足の裏にカイロを貼る人がいますけど、良い作戦ですよね。

代謝機能がかなり落ちている衰弱した高齢者や病気の人に、湯たんぽなどで強制的に循環を高めるのも有効だと思います。

そうじゃない人が運動しないで道具でスポット的に温めて、その場をしのぐアイデアには賛成できないです。否定もしませんけど。

オススメは、走る、ですね。

夏の暑さ対策と同じになっているのが自分でも不思議です。

夏に走るよりは防寒の衣類を選び、走ったあとのケアを注意深くしないとですけどね。汗の処理などですね。

私は寒冷蕁麻疹が出るみたいで、肌を冷気に晒し続けると発疹が出てきます。なので、今も走るときはグローブをして長袖で走ります。

皮膚と、体内の粘膜や消化管の粘膜は続いています。だから、寒い時に走るのは呼吸器の粘膜を、乾燥して低温の外気に触れさせることになります。

そう考えるとジムのトレッドミルで走ったり、ジムで筋トレするのがいいのかもしれません。あるいは屋内で時間をかけてヨガを行うとか。

まだ雪は降らないし、比較的天候は落ち着いているので、走れる日は走ろうと思います。

厳しい冬に備えて。私の寒さ対策でした。

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