隣の芝生はとても青い
長男の春休みを利用して去年のお盆ぶりに福岡へ帰省した
3月は決算月で忙しい旦那を残し4歳の息子と2歳の娘と強行突破で新幹線に乗り込んだ
1時間40分で着いたはずが体感時間は5時間といったところだろう
最後の30分が4時間くらいに感じた
旦那は4月に入って合流した
つまりそれまではわたしの自由時間
1週間ちょっとの長くはない期間だったが、とても楽しかった
やっと姪っ子と対面できた
初対面で泣かれて多少傷ついたが
よく笑うまるまるした彼女はとてもかわいく、あーちゃんと実在したんだな、と思った
そして妹もちゃんと母になっていた
うちの長男、長女の赤ちゃん期のお世話もしてくれていたため、彼女の長女は第三子のような扱いを受けていて笑った
なんとかなる精神がえげつなかった
息子はお世話をしている自分に酔いしれ、キメ顔をしては撮影の指示をだしてきた
娘は初めて見る赤ちゃんに興味津々だった
まさに動くメルちゃん
姪っ子は娘のことはとても嫌そうで、息子のことはとてもすきそうだったのが印象的だった
将来男に苦労しないことを祈る
友人たちとも何人かだが会えて本当に楽しかった
陣痛、促進剤、最終的に帝王切開とフルコースを味わいとてもとてもかわいい男の子を産み落とした彼女(小さいころから知ってるので友人の子というか親戚の子というかとりあえず感慨深い)
学生時代酔っ払うと路上に寝っ転がったり、からみ酒ぎみだった彼女
きちんと理由を伝えて叱るきちんとした母になっていた(娘はかなりお行儀のよいお利口さんだ)
離婚を乗り越え一皮も二皮もむけてますますキレイになった彼女(会った日服がリンクしてしまった そんなことが地味に嬉しい)
10か月の赤ちゃんが夜長くても2時間しか寝ないと激やせしていた彼女(ハワイに一緒に行った彼女 寝不足でも顔色が悪くても美人はやっぱり美人だ)
産後戻りかけた体重が臨月に逆戻りした彼女(入らなくなったスカートのファスナーを見せてくれるあなたが好き)
転職して今度からベトナムで仕事をすることにした彼(髪の毛の色明るすぎて引いた ベトナム意識かな)
6か月の赤ちゃんと小学校2年生になる子がいながらこのコロナの収まらない時期に海外勤務を受け入れ、付いていこうとしている彼女(ふんわりした彼女の意志の強さを初めて感じた 子供は2人で育てたいと)
産休中まさかの勤務先が事業者閉鎖
なんの仕事しようかなーと明るくネタのように話してくれた彼女(人間何回目かな?と思うくらい気の利く子だ)
みんなそれぞれいろいろあって、それなりに大変そうだけどみんな元気だった
福岡の友人たちは残留率が高い
男女共に高い
県外に出てても、結局戻ってきているパターンが多い
実家の近所に住んでるパターンもとても多い
ワンオペじゃない育児にうらやましさと、正直妬みもあると思う
いいよね、実家近いよね
いいよね、旦那さん帰り早いよね
そんなふうに思ってしまうときもある
去年はコロナも始まったばかりでヤサグレ気味だったから特にそう思ってた
どこかで自分が1番大変な気になっていた
でもそんなことはなく、みんながんばってんだな、と気づけた
わたしもそれなりにがんばっているように、みんなもそれぞれがんばってんだなと思えた
そしてわたしも今しっかり横になりながら、子供達に無理やりプリキュアを勧め、こうやって自分の時間をとっている
しっかりだらけてもいるくせに自意識過剰だったなと痛感した帰省でもあった
あー楽しかったな
父は相変わらずとぼけたおじさんだし、
母も相変わらず神経質で気難しいおばさんだった
普段綺麗好きな老人2人で暮らしているのでわたしたちが来ると家が汚くて気が狂いそうと言われる
気持ちはわかるがそれなりに実家でも気を遣ってとても疲れる
それでも孫は全力で可愛がってくれるしやっぱり帰りたくなる
近くにいる妹を少し羨ましく思いながら岡山に戻ってきた
次はいつ帰ろうかな
冬は控えて毎年春と夏帰ろうかな
福岡自体ももちろんすきだが、大切な人がたくさんいる
帰ってきたら?とみんな軽く言う
その一方でベトナム同行妻の言っていた2人で育てたいが頭の中でリフレインする
小学生になったら迷うことなく単身かなと思っていたけど
まぁまだ時間はある
ポンコツ旦那とゆっくり考えようと思う
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