『クリーピー 偽りの隣人』はキャストが逆だともっと怖かったと思われる

ホラー映画は苦手と言いつつ見てしまうライターのゆうせいです。今回は　『クリーピー 偽りの隣人』の話をします。

【あらすじ】
元刑事の犯罪心理学者・高倉（西島秀俊）は、刑事時代の同僚である野上から、6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼され、唯一の生き残りである長女の記憶を探るが真相にたどり着けずにいた。そんな折、新居に引っ越した高倉と妻の康子（竹内結子）は、隣人の西野（香川照之）一家にどこか違和感を抱いていた。ある日、高倉夫妻の家に西野の娘・澪が駆け込んできて、実は西野が父親ではなく全くの他人であるという驚くべき事実を打ち明ける。

この作品、キャストが逆だともっと怖かったです。つまり、西島秀俊さんと香川照之さんの配役を逆に。

怖い隣人役の香川さんが、あきらかにおかしい隣人感が出ていて、ギャップを感じられませんでした。不味そうに見えて不味い料理みたいで、うん、不味いよねって感じで。

だから、西島秀俊さんが怖い隣人をやってくれるともっと怖かったと。あんなに格好良くて、めちゃくちゃいい人そうなのに、完璧におかしな人みたいな。普通のラーメンに見えて、超激辛みたいな。

そんなことを考えながら見ていました。感想としてはガチでこんな隣人いたらとにかく何もかも捨てて逃げるしか選択肢はない。通帳も印鑑も、パスポートだって気にしない。とにかく逃げる。それしかない。

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(C)2016「クリーピー」製作委員会