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黒魔術で中二心をくすぐる映画「ラスト・ウィッチ・ハンター」

キアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」は好きですか? 天使と悪魔の戦いをベースに悪魔祓いことエクソシストが巻き込まれる話なんですけど、これがめちゃくちゃかっこよくてファンも多いんです。

で、今回紹介する「ラスト・ウィッチ・ハンター」は、コンスタンティンが好きならそこそこ楽しめる内容となっています。

そこそことしたのは、ベースが魔女と黒魔術なので、やはり天使と悪魔に比べると少しスケールダウンしているのは否めないからです。

しかしやはり「黒魔術」って響きはものすごく中二心をくすぐってきますし、主演の魔女狩りことヴィン・ディーゼルの「でかい演技」がそれをいい意味で支えてくれています。

このヴィン・ディーゼルの演技は賛否両論、さまざまな言い方がされているのですが、私は大好きです。どっしりと構え、どの作品でも魅せてくれる「我、ヴィン・ディーゼル也」がたまらなく好きなのです。

また、ヴィン・ディーゼル以外のキャストにも注目です。魔女狩りを支える神父として、マイケル・ケインとイライジャ・ウッドが出演しています。

マイケル・ケインと言えば「ダークナイトシリーズ」でバットマンを支える、アルフレッドとしてあまりにも有名で、もう何もかも安心して任せていいよね感が出まくりの名優です。

さらにイライジャ・ウッドと言えば「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドですよ。個人的には「ディープ・インパクト」でバイクに乗ってドリフトかまして彼女のもとに駆けつけるシーンがベストなんですけど、本作ではある意味で物語にかかせない存在となっています。

全体を通して魔女(と言っても男の魔法使いも多い)の様々な黒魔術が見られるので、少年の気持ちを呼び覚ましてくれますし、それに真っ向から力で立ち向かうヴィン・ディーゼルの男らしさ(実は不死身)に憧れたりもします。

ぶっちゃけ「コンスタンティン」ほどの暗さとクールさはないのですが、ちょうどいい感じの、怖すぎない演出になっているのでホラーが苦手な人でも楽しめると思います。(コンスタンティンは結構怖い)

というわけで、「ラスト・ウィッチ・ハンター」の紹介でした。「コンスタンティン」が好きで、今日なんか軽く映画見たいって気持ちのときにでも御覧ください。

それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。

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