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知ってそうであまり知らない、少し知ってる「実は名曲HR/HMソング」10選!

今日は「知ってそうであまり知らない、少し知ってる実は名曲HR/HMソング10選!」をお送りします。名盤、迷盤、有名、無名、あなたの知らない、いや知っておくべき、あの超有名バンドの名曲10選を選んでみました!


①Anthrax/Only(1993)

まさかのJoey Belladonnaの脱退、その後、元Armored SaintのJohn Bushがヴォーカルを務めた時代のアルバム「Sound Of White Noise」からの一曲です。Metallicaの「Metallica(Black Album)」やオルタナ、グランジの台頭をもろに影響を受けた時代。Anthraxもまたスピードダウンとヘヴィ化を図りました。そんな中でJames Hetfieldが「完璧」とまで表現した名曲です。

②Harem Scarem/Stuck With You(1999)

Harem Scaremの名前を日本でだけ残しつつ、本国カナダ他、アメリカなどでは「Rubber」として再出発を果たした、彼らの6枚目のアルバムからのシングル曲をチョイス。Hard Rockとしてのスタイルを捨て、Cheap Trick的でハードポップな曲調が心地よい一曲です。次作「Rubber」と比べると、まだまだメロディアスハード的な要素は残しつつも、賛否両論を生んだアルバムです。Pete Lesperanceのギターもシングルピックアップ的な音色に方向転換。

③Dokken/Erase The Slate(1999)

紆余曲折あり、1994年に何とか再結成に至ったDokkenですが、「Dysfunctional」、「Shadowlife」と続けて随分とダークでヘヴィなアルバムをリリースして、結局ギターのGeorge Lynchが脱退。後任にはなんとWingerのReb Beachが加入という衝撃的なニュースも話題でした。そしてリリースされたのがこの「Erase The Slate」。一曲目の「Erase The Slate」は元々、George Lynchがベースとなる曲を置いていったとかで、とにかく暗かったその曲をRebが修正して、多少明るくした的な話をYoung Guitarで読んだ事があります。冒頭の単音リフがたまらなく格好いいですね。

④Van Halen/Without You(1998)

説明不要のバンドVan Halenですが、Sammy Hagar脱退後に加入したのが、なんとExtremeのGary Cherone。アルバムとしての評価はあまり高くありませんでしたが、この曲だけは必聴。イントロの「Neworld」から入るこの流れは堪らないですね。個人的にはこの組み合わせでもう一枚だけでもアルバムが聴きたかったなぁと思います。

⑤Dio/Wild One(1990)

伝説的なバンド「Rainbow」や「Black Sabbath」を渡り歩いた、Dioの5枚目のアルバム「Lock Up The Wolves」の一曲目です。このアルバムから迷走が始まったとも言われており、ファンからも不評なアルバムではありますが、当時17歳(!)で加入したRowan Robertsonのギタープレイは、後半の「Walk On Water」と併せてこの2曲だけはギターキッズ必聴です。こちらもこの組み合わせで、せめてもう一枚だけアルバムを出してほしかったなぁと常々思います。

⑥Judas Priest/Burn In Hell(1997)

これまた超有名なNWOBHMバンドですね。伝説的なヴォーカリストの後任として加入したのは、Judas Priestのコピーバンドとして活動しているアマチュアバンドからの起用という、夢みたいな話を本当に成し遂げてしまったTim 'Ripper' Owens。Ripper在籍時のアルバム2枚はそこまで大きな評価を得る事はできませんでしたが、ヴォーカリストRipperとしての技量、声量はメタル界随一。とにかくうまい。この新制Judas Priestでのアルバム「Jugulator」からのシングルカットは、どことなくEmperorのIhsahnを彷彿させるようなRipperの佇まいがカッコよく、PVを繰り返し見ていた記憶があります。

⑦Loudness/Black Biohazard(1999)

第4期Loudness(Buddha Rock時代)のアルバム「Engine」からの一曲。2音下げチューニングによる、うねるような超ヘヴィリフが凄まじく凶悪な一曲。Buddha Rock期は賛否両論の迷走した時代ではありましたが、「Engine」リリース後のLIVEも行きましたし、何よりMASAKIさんのヴォーカルがすごく好きでした。Dynamo Open Airでのこの曲のライブ映像も衝撃的でした。

⑧Iron Maiden/Man On The Edge(1995)

Bruce Dickinson脱退後のBlaze Bayley期のIron Maidenは混迷の時代を迎えます。そんな中でもアルバム「X-Factor」収録のこの曲は、古き良き時代のIron Maidenを彷彿させる名曲。実際にBruce Dickinson復活後のLiveでもこの曲は演奏されていますね。

⑨Mötley Crüe - Hooligan's Holiday(1994)

Vince Neil脱退後、Mötley Crüeに加入したJohn Corabi時代のアルバム「Motley Crue」からの一曲です。ヘヴィなリフにザラついたVocalが絡みつく、グルーヴ感満点の名曲です。残念ながらアルバムとしての評価はあまり高くなく、John Corabiもこの一枚で抜けてしまいました。確かに、音楽的には本来のMötley Crüeのイメージと異なるアルバムだったかも知れませんが、実はかなりの良作だったんだと今になって感じられます。

⑩Black Sabbath/Trashed(1983)

Black Sabbathの低迷期、Ozzyでも無く、Dioでも無く、Tony Martinの時代でも無い「Deep Purple」のIan Gillanを迎えて制作された「Born Again」からの一曲。どこか「Neon Knights」に似ているのはご愛敬。この編成では結局アルバム一枚で終了してしまいましたが、Liveでは「Smoke On The Water」も演奏されたりと、話題性は抜群。

以上!

「知ってそうであまり知らない、少し知ってる実は名曲HR/HMソング10選!」でした!ありがとうございました!


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