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マインドフルネスはなぜ流行ったのか?【マインドフルネスの魅力 3選】

こんにちは、ゆうさめです。

最近マインドフルネスの本を読みました。

その中で「マインドフルネスすげー。こりゃ流行るわ」って思ったのでその魅力について紹介していきます。

1.「マインドフルネスの科学的裏付け」が進んできている

マインドフルネスって何?なんか怪しくね。って思ったりしてませんか?

僕もよくわかんないからスルーしていましたが、 世界のあらゆる企業や経営者などが実践してるようなんです。

世のエリートが実践してる

スティーブ・ジョブズがマインドフルネスの実践者だったことはあまりにも有名な話です。

そのほか、アップル、グーグル、フェイスブック、インテル、シスコ(ネットワーク機器最大手)、パタゴニア(アウトドアウェア製造・販売)、エトナ(医療保険大手)などの有名企業でも導入がすすんでいます。

世のエリート達が実践されていて、「なぜそんなに注目しているのか?」わからなかったのですが、今や最先端の脳科学や精神医学が大真面目に研究するような分野になってきているようなんです。

マインドスルネスに関する研究

例えば、心の疲労の典型に燃え尽き症候群っていうのがあります。

それまで一つの物事に没頭していた人が心身の極度の疲労で燃え尽きたように意欲を失って、社会に適応できなくなる状態です。

マインドフルネスは、こういう人たちにかなりの効き目を発揮することが分かりました。

2009年にニューヨークの医師マイケル・クラスナーが発表した報告があります。70人の医師にマインドフルネスプログラムを施したところ、燃え尽きのサインである感情的疲労の症状が25%改善したそうです。

一方で彼らのマインドフルネス習熟度を測定すると、 20%の上昇がみられた。彼らの感情的疲労の改善とマインドフルネス習熟度との間には統計的に有意な相関性が見られたためマインドフルネスが疲労を和らげた可能性が高い、というわけです。

ほかにも、研究はありますが「 マインドフルネスって怪しかったけど、効果が科学的に証明されてきたんだな。」と思っていただければOKです。

2.現代人は休息を必要としている

あなたは、「一日ぼーっとしていたのに、なぜか疲れが取れなかった」といった体験はありませんか?

実は、脳はなにもしなくても動いています。

専門的にいうと、 デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳回路で、脳の「内側前頭前野」「後帯状皮質」「楔前部けつぜんぶ」「下頭頂小葉」といった部位で構成されています。

DMNは、「心がさまよっているときに働く回路」としても知られています。

しばしば言われますが、脳は体重の2%ほどの大きさにもかかわらず、身体が消費する全エネルギーの20%を使う「大食い野郎」です。さらにDMNは脳の消費エネルギーのなんと60%~80%を占めているとい言われています。

DMNも「大食い野郎」ってことです。

さらに驚いたのは、何か意識的な作業をするにしても追加で必要になるエネルギーは5%ほどだそうです。いかにDMNの食いっぷりはやばいとわかりますね。

では、「DMN」と「マインドフルネス」とはなんの関係があるか。

マインドフルネスとは、「今この瞬間の経験に、評価や判断をせずに意識的に注意を向ける」ということを練習します。「今この瞬間に意識的に集中する」ことがDMNの活動が抑制することに繋がります。

つまりマインドフルネスをすることで、脳の「大食い野郎」DMNを抑制することに繋がり、現代人に必要な「休息」を得ることに繋がってきます。

3.継続によって脳の構造が変わる

みなさんは「休息」と聞いて、その場しのぎの応急処置をイメージしてませんか?

疲れたら休む、また疲れたら休む、またまた疲れたら休む。みたいな。しかしマインドフルネスは脳そのものを変える力を秘めています。

人間の脳は何歳になっても、その使い方次第で、常に自らを変化させていきます。(脳の可塑性といいます。)マインドフルネスを習慣的に継続していれば、脳の一時的な働き具合のみならず、構造そのものも大きく変わっていきます。

マインドフルネスを継続していれば、疲れづらい脳が手に入るわけです。

最近は東洋医学のような病気の根本から治す考え方も聞くようになってきました。

 東洋医学とは、体の不調を内側から根本的に治す治療法。
 西洋医学とは、投薬や手術といった方法で、体の悪い部分に直接アプローチする治療式

僕の最近読んだ本に「最高の体調」があります。これも体の不調を根本的に治す治療法が紹介されています。

うつ病、肥満、散漫な集中力、慢性疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意志力など一見バラバラに見える問題もすべては「文明病」の仕業かも。

発酵食品を食べましょう。太陽光を浴びましょう。自然に触れましょう。など症状を根本的に治す治療法が書かれています。

現代はDMMを過剰に刺激するツールが溢れています。疲れづらい脳を作ることで自然とDMNが抑えられて、ネットに振り回されない。ネットと良い関係が築けるようになります。

まとめ

以上が、マインドフルネスが流行った理由、マインドフルネスの魅力でした。

科学的にも認められて、手軽で効果も高いことから、マインドフルネスをやり始める人が増えています。

僕が参考にした本

マインドスルネスのやり方。マインドフルネスって何?を物語形式で理解しやすくかかれています。

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