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ものづくりのストーリーを伝えていきたい。


スタンス高い仕事は何でも本質的には通じる所があるだろうが、
建築デザインでは、デザインをあまり意識しなければ、

「瞬時」に「気づきもせずに」終わる仕事が、

部分的な要素でもデザインを少しこだわることによって

「多大な時間をかけざる得ない場合がある。」


ここに見えない価値がる。

クライアントの具体的な要望、その背景にある本質的な要望、
意匠(形や風合いなどの感覚的な事から、性能、部分的な要素と空間全体とのバランス)、
その要素を足算ではなく引き算する事に、俯瞰力や瞬発力、粘りなどが必要。

※その他も法律、構造、設備、施工、(技術、コスト、更にはつくり手の心情など)、
様々な視点で時には各専門分野の方にお力をお借りしながら調整する事になる。
意匠と同じく各項目で深堀すると様々な要素があるので流石に割愛。


程度にもよるが、「いい建築になるんだったらやってやろうじゃないか」、「やりがいがある」、「面白い」、「楽しい」、と思いながらやっている人が、実際は生き残っているわけで、ある意味泥臭い。


手垢を見せない美学があったりする。それはそれで否定しない。


少なくてもデザインまで真面目にやっている設計者というか、建築家は、
資金繰りで悩んでらっしゃる。もちろん、うちも例外ではない。
海外は一般人レベルでもっと設計料に対して理解があって、
ある一部の著名な建築家は日本は相場が安すぎるので余程理解がある方しか受注しないらしい。

そんなバックグラウンドは余所に、

日本では一般的には設計料は高いイメージ。

クライアント側は手間暇まで興味ある人は少ないし、究極結果が全て!
業務量は気になる要素ではなく、もっと安く良い結果を求めるし、建築家も可能であればそれが理想!!


これからはモノづくりのストーリーを伝えたり、
更に、何らかの方法でクライアントをはじめとするプロジェクトのメンバーで造る事をより楽しめる仕組みを作っていきたいと思う。


と言う訳で、たまに設計の過程も綴る時があると思います。

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オープン社内報

クリエーティブの力で人がもっと本質的に豊かな状況を作り出す活動費に使っていきます。 先ずは自分自身で体系化出来た事などをお伝え出来ればと思います。 次に、過去にクリエーターズシェアオフィスや、デザインアートの実行委員長をしていたように、周りの人と共に新たな活動をしていきます。