あるご縁から五島列島小値賀の島宿御縁に至るまで。
長崎県の五島列島小値賀にある島宿御縁ではヘルパーさんを募集しています。(多分今も)以前は外国人が多かったようですが、このご時世ですからね。
オーナーさんに聴覚障害者も参加可能か聞いたところ、そんなこと考えもしなかったが、新しいことにチャレンジすることは楽しいことなので、ぜひ前向きに受け入れを検討したいとのことでした。
もちろんオーナーさんも宿のスタッフも手話はできないので、筆談とかになると思うが興味がある人はチャレンジしてみては?
さて、僕は昨年そこの宿にお邪魔しました。そこに至るまでの不思議(?)な縁の紹介です。
昨年7月に日本に一時帰国、そこからしばらくは東京、大阪を行き来していました。しかし11月ごろかな?コロナの第二波もあり福岡に一時避難。
福岡のホテルで朝食を食べてる時です、急に肩をトントンと叩かれ振り返ると全く知らない人がそこにはいました。
内心”えっ何?何?”とは思いながら冷静を装い”はい”と言ったら先方は
不思議な顔で僕を見て、手話で”おはよう”と話しかけてきました。
”はぁ”と思いながら、”おはようございます”と返し話をしてみると僕が朝食を食べながら手話の動画を見ていて、それもこの容姿で日本の手話だったので気になって声をかけたとのことでした。
話を聞くと彼自身は聴者で出身は福岡、現在は東京在住で今回は出張で博多にきているとのこと。
なんだかんだで話が盛り上がり、レストランの朝食の時間ギリギリまで話が盛り上がり、結局は夜に部屋で飲むことに。
夜にも夜でいろいろと話が盛り上がる、手話を始めたきっかけ、ボランティアの話などなど。
そこで彼が手話を覚えるきっかけになった話を聞きました。幼稚園からの同級生がデフでそれでその友達がきっかけで覚え30代の今でもその友達とは仲がよくて昨年彼の結婚式の余興でなどでちょっと通訳的なこともしたとのこと。
ただ仲がよかった訳ではなく、こんなに長く友情が続くきっかけになった
大事件があるのですが、それはtoo パーソナルなので割愛しますが、彼の誠実さと真面目さがわかるとても素敵な話でした。
その後ぐらいかな、それとも翌日かな、いろいろと話していくうちに彼か”Steve小値賀に行ってきなよ!絶対いいと思うよ!”って唐突に言ってきました。
話を聞くと1回目の緊急事態宣言の時に彼は家族を連れて二ヶ月あまり
小値賀に滞在しボランティアをしていたそうです。そこで、島宿御縁の
オーナーがテレビに出ているのを見てヘルパー制度を知り今の僕の状況を考え勧めてきたとやら。
サポーター制度は宿のお手伝いをする代わりに宿泊費と朝食夕食の賄いが無料になる制度です。
とても面白い制度だが最短で二週間。
そこがネックでその時は諦めましたがとても興味がある話だったので
早速、翌週予約して行ってきました。
会ってすぐの人に勧められて翌週にそこに実際に行くフットワークの軽さは普段はないんですが、、、、。
なぜかその時は何の躊躇もなく、ワクワクしながら予約をし実際に行ってきました。
実家の佐世保からフェリーで小値賀へ。とてもコンパクトな島で、宿にもフェリー乗り場から歩いて10分ほどで着きました。
オーナーさんは大学時アメリカに留学されていて英語も堪能、それもあってコロナ前は外国人の受け入れも行なっていたようです。
実際、そのサポーター制度導入で島を訪れた外国人の数は制度初めて数年で数倍に増えたそうです。
島は自然豊かで今回は寒かったですが、自転車を借りで反対側まで行ったり、歩いてビーチに行って音楽聴きながら読書したり。初日はただただのんびりと過ごしました。
二日目は船で隠れキリストなどでも有名で今は無人島の野崎島に渡り1日
探索しましたがそこの海もちょっとやばい。夏に友達たちと遊びにきたくなるぐらいすごい。
島は今は無人島で鹿があちらこちらにいる感じです。島に到着後、簡単な案内を職員の人がしてくれます。そして事前に予約すれば有料ですがガイドもあるようですよ。
島にまだ残る旧野首教会
話は島宿御縁に戻します。
オーナーさんの人柄も魅力なのですが、ここのご飯もまぁうまい。
ダイエット中にも関わらず毎日ご飯3杯食べていました。もちろん昼間歩き回ってるので疲れているのもあると思うんですがね、久々に白米があんなに美味しいと感じました。
お魚が、絶品。
あなたはこれを読んでチャレンジしますか?
今回たまたま僕が朝、読み取りの勉強もかねて手話の動画を見ていたことで話しかけられ、そのご縁で五島列島小値賀にある島宿御縁に辿りつくお話でした。
もしかしたら、今までの自分だったら最初に話しかけられた時点で適当に
いなしていたかもしれない。
小値賀の話を聞いても行かなかったかもしれない。
でも、なぜか今回はそうしなかった。自分でもよくわからないですけどね、タイミング?運命?いろいろと呼び方やあると思いますが、僕は”なんとなく”が一番合点が行きます。
でもその”なんとなく”が僕はとても重要だと思っています。なぜなら、そのおかげてかけがえのない友達ができました。その話しかけてくれた彼とは今でも仲がよく、お互い転々としていますが同じタイミングで福岡にいる時は飲んでいます。
また小値賀で素敵な経験ができました。御縁のオーナーさんと話をすることもでき、聴覚障害者受け入れの話をすることで自分のやりたいことがさらに具体的に見えてきました。
個人的にいろいろと考えすぎて後手に回る傾向があります。
今回のNoteの始めるのもそうです。
実際は昨年から始めようと思っていましたが、構成や内容をちゃんと考えてから始めよと思い後回しになってました。
でも先月福岡で友達に話してる時に”そんなのどうでもいい、Steveが思うことをそのまま書けばいい。内容なんてなくてもいんだよ、まず始めれば後から内容はまとまるよ。初めてやっぱりやりたくなければやめればいいし”と後押しをされ”それもそうだな”っと思って”なんとなく”始めてみました。
結果、始めてよかったと思っています。あまり片意地を張らずになんとなくも大事にいろいろとチャンレンジしていこうかな。こうやって考えてること自体なんとなくではないけどね。笑
あなたはこれを読んで、サポーター制度にチャレンジします?これも何かのきっかけかもしれませんよ?
今回も最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。