BUNKYO MACHITABI 第3回文京まちあるき

あけましておめでとうございます!!

地域おこし協力学生団体 Your Local Club(以下YLC)です!

BUNKYO MACHITABI は、東京都の文京区をYLCメンバーとともに歩き、学生目線で文京区の隠れた魅力を発見していこうというプロジェクトです。

またこのプロジェクトは、可愛いイラストなどを用いた地図を描き、町を魅力的に発信する学生団体「TOHOP」さんにも協力していただいています💪


さて、今回歩いたのは、西片・向丘・弥生エリアです!!

画像1

YLCが生まれた東京大学周辺のエリアですね!

先に言っておきますが、今回のまちあるきの記事は、お寺がたくさん出てきます。文京区の中でも特にお寺が多い地域で、お寺を見つけたら行き当たりばったりで参拝しています。

「なんや..寺ばっかやないか...」とブラウザバックせずに、せっかくの機会ですので一緒に様々なお寺を見ていきましょう!!結構面白いですよ!

では行こう!


さて、東大の弥生キャンパスと本郷キャンパスの間にある言問通りを歩いていると、なんとなんと弥生式土器が発掘された場所を発見しました!!

画像2

〜まちあるきメモ✍️〜

邪馬台国や卑弥呼と言えば弥生時代ですが、実は弥生時代に代表される土器がこの弥生町で発掘されたことから、「弥生時代」という名前になったそうです!!(第一回まちあるきの記事でも触れましたね!)


言問通りを進んでいくと、なにやら可愛いお店が...!

画像3

「緑の本棚」というお店で、植物や古本に囲まれながら珈琲やランチを頂けるお店みたいです!...ステキ〜✨

(毎度のことですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、飲食店には立ち入らないようにしています。なので外観だけでガマン!!)


...ちなみに先ほどから歩いている言問通り、読み方は「ことといどおり」です!私は最初読めませんでした😅


東大沿いの道を進んでいくと、怪しげな階段が...

画像4

おばけ階段だ〜!!!👻

上りと下りで段数が違うという噂があるそうで、全員で数えながら階段を往復しました。

結果は....あれ??同じじゃない??

やはりただの噂か、と思いきや、1人だけ段数が違う人がいました!!え!?怖い....早く進みましょう😅


次に向かったのは、弥生博物館竹久夢二美術館です。

さあ入ろうと思いきや、まさかの予約制!!

リーダー達による必死のアポ取りにより、なんとか入場できました。

画像5

(許可をもらえて大きな丸を掲げながら出てきました笑)

弥生博物館は、日本の明治末から戦後にかけて活躍した挿絵画家や、雑誌、漫画などの出版美術をテーマに展示しています。

一方で竹中夢二美術館では、竹中夢二の生涯のストーリーが作品と共に俯瞰できるような、弥生美術館とはテイストが違う内容となっています。

私もこのまちあるきで久々にこういった展示作品を観たのですが、美術作品をじっくり眺めるのっていいですよね〜。時代を超えて作品に浸ったり、他人の人生に触れたりすることは、こういう場所でしかできないことですよね!

〜まちあるきメモ✍️〜

弥生美術館の展示は意外にも、ちょっぴり怖い絵だったり、クスッと笑えるようなお話が挿絵と共に展示されていたりして、とても面白い博物館でした!日本の昔の文学に詳しいYLCメンバーが、作中の妖怪について解説を挟んでくれて、より一層理解が深まりました😁ありがたや〜


弥生美術館を出て、北へ進んでいきます。

画像6

画像7

大量の千羽鶴に囲まれているのは、ほうろく地蔵

手前の看板にも書かれていますが、このほうろく地蔵は火あぶりの刑を受けた”お七”を供養するために建てられたお地蔵様です。

〜まちあるきメモ✍️〜

お七は、天下の大火によって訪れた避難所で出会った寺小性に恋をし、もう一度火事を起こせばまた出会える❤️と思い、放火の罪を犯してしまうのです...そこまでして会いたくなるほど好きになってしまったんですね😭


お七の衝撃のエピソードに驚きながら、次の目的地へ

...!?!?

画像8

こっちを見ている...???北へ向かって歩いていると反対側に気になりすぎる石像が...一旦スルーして次の目的地へ👉

画像9


唐がらし地蔵のある正行寺に来ました〜...ってオーイ!!!

画像10

看板読ませる気ないだろ〜〜!!!笑

...ってツッコミたい気持ちをグッと堪え、奥へ進んでいきます。

画像11

独特な建物に囲まれた唐がらし地蔵様がいらっしゃいました。

明治時代、唐辛子が大好きなおばあさんが、喘息に苦しみ、医者に止められていたのにも関わらず唐辛子を食べ続け、そのまま亡くなってしまったのを憐れんで祀られたのがこのとうがらし地蔵です。

咳止めのご利益があるということで、しっかり参拝させていただきました。これで冬も乗り越えられそう!😀


画像12

さて次に訪れたお寺.....え、ここお寺??

お寺といえば古き良き木造建築が当たり前と思っていましたが、どうやらこれは古い考えのようですね...

画像13

奥に入ると、ちゃんとお寺らしきものがありました、よかった〜(?)

どうやらお寺は閉まっていて中に入ることはできませんでしたが、お寺の入り口にはこんな張り紙が...

画像14

twitterやってる〜〜〜〜!!!!

すごい、なんだか現代っ子というか、若さ溢れるお寺でしたね。


次に訪れた浩妙寺で、面白いものを発見しました!!

画像15

お寺Map!!ありがたい〜😊

というか、文京区お寺めっちゃ多い!!!これ全部回るとしたらどれくらい時間がかかるのだろうか...


画像16

そして先ほどの石像のところ、浄心寺へ戻ってきました!よく見るとすごく愛嬌のあって優しそうな石像...

画像17

境内は荘厳な雰囲気を醸し出しています。

画像18

正面の階段の途中には力強く、迫力のある竜が我々をお出迎え。

まさに心が浄化されそうな、素晴らしいスポットです。


お次は...モスク!?

画像19

モスクではなく、ここは専西寺。立派な浄土真宗系の寺院でした!


ネクストお寺🏃‍♂️

画像20

奥に深〜〜〜〜いお寺ぁぁ〜〜〜〜行くぞ!!

このまっすぐ道の途中には、こんなメッセージが掲げられていました。

画像21

間違いない...戦いなくして平和を目指していきたいものですね。

さて、奥に着きました。

画像22

おお〜!シンプルで近代的な本堂!ドンと迫力がありますね!!

こちらは真浄寺で、先ほどの専西寺と同じく、浄土真宗の真相大谷派の寺院みたいです!


お次は光源寺!!お隣には明珍本家の墓があります。

画像23

画像24

明珍というのは、甲冑師の宗介が近衛天皇から授けられた号のようで、宗介から代々、姓として「明珍」が受け継がれてきたらしいです。


光源寺のチャペルのような堂の中にあるのが駒込大観音↓

画像25

すご〜い迫力!!神々しい...

駒込大観音の御真言は、「おん まか きゃろにきゃ そわか」

「おお、あらゆる苦を抜く願いを成す者よ」という意味だそうです。

みなさま訪れる際にはぜひ唱えて見てください🙏

オンマカキャロニキャソワカ...オンマカキャロニキャソワカ...


まちあるきも終盤、辺りも薄暗くなってきました。

次に訪れたのは夏目漱石の居跡です!

画像26

画像27

家の塀には猫ちゃんがおります。

やっぱり夏目漱石といえば、我輩は猫で...

画像28

!?!?こっちにも猫ちゃん😸が居ました。可愛い


画像29

私は夏目漱石作品では「こころ」が好きですが、当時の日本文学ならではの生々しさに感動した記憶があります。ね、猫ちゃん〜😄


最後に訪れたのは、聖テモテ協会

画像30

綺麗なイルミネーションツリー⭐️

見学可ということで、中へ入らせていただきました!

画像31

やはり教会の中はピカピカで綺麗ですね〜✨


〜まちあるきメモ✍️〜

みなさん、教会と聖堂の違いってご存知ですか!?

簡単に言えば、教会は場所に関係なく、キリスト教徒が集まり、祈りを捧げたりする場所であれば、建物の中でも屋外でもそこは教会となります。

そこに、司教や大司教が執務をするための座席があればそこは聖堂となります。

さらに、それが個人的な祈りのためにプライベートに設けられたものであれば、礼拝堂となります。

これもまちあるきメンバーに教えてもらったことですが、知ってる人は少ないんじゃないでしょうかね〜🤓

友達にクイズとして出しても面白いと思います!是非!!笑

画像32

テモテ教会の記念スタンプ!バッチリ押してきましたよ〜😃



《まとめ》

今回のまちあるきを一言でまとめるのであれば、満場一致で「寺」でしょう。

特定の宗教に入っていなければ、日常的にお寺に行くことはほとんどないでしょうから、行き当たりばったりではあったものの、1日で様々な形態の寺院や教会に訪れることは大変貴重な経験となりました。

気になる所があれば、掘り下げて調べてみるのも面白いですよね!

第一回、第二回とはだいぶ変わった内容となりましたが、たまにはこんなまちあるきも新鮮で良い😆

次回のまちあるきも楽しみだ〜!

TOHOPさんのマップにも期待です😍




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?