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国立新美術館 つぼ作りパフォーマンスの進み具合は?

 2週間前に国立新美術館で六本木アートナイトの先行展示を見てから気になっていることがあり、もう一度来てみました。しばたみづき さんによる国立新美術館の敷地内で採取した土と、同じく敷地内で溜めた水で作る 《つぼなんかをつくる》Make As Like a Pot のパフォーマンスがどこまでできているのか。その進み具合についてです。

 3階の中庭の前までやってきました。強い陽射しの中で麦藁帽をかぶった しばたみづき さん…と思われる人が作業していました。

 前回はまだ何もなく土を練っているだけでしたが、つぼのようなものができていました。前回からの2週間にひどい雨、強い風の日もありましたが、作品は無事だったようです。よかった。奥には緑色のビニールに包まれた作品もありました。手前の作品も、そのようにして雨風から守られていて、作業のためにビニールが外されたのかもしれません。太陽から隠れるところがない場所で、もくもくと作業を続けています。くれぐれも身体には気をつけてほしいです。


 3階のエスカレーター乗り場から撮った写真です。円錐形の底を逆に上にした形が、ポール・ボキューズのレストランです。お昼は過ぎていたのですが、入り口にはまだたくさんの人が椅子に座って待っていました。しばたみづき さんのパフォーマンス会場、中庭はレストラン入り口の向かい側で、写真では右側奥になります。

 もう一つ気になっていたのが うらあやか さんの熊蜂と少女の写真です。国立新美術館の玄関を出て右側(西側)にある別館の窓ガラスに貼ってある大きな写真の作品です。説明に「連続写真…」という表現があって、何か変化があるのではと思ってきましたが、前回と同じ写真でした。高速シャッターのように一瞬を切り取った写真という意味になるのでしょうか。まだ、わかりません。



 今日(5月24日)はものすごくいい天気でした。いつもは地下道に入ってしまうのですが、今日は屋外を歩いてみます。地下鉄日比谷線の六本木駅から地上に出ました。外苑東通りの東京ミッドタウン前交差点で、信号が変わって多くの人たちが横断歩道を渡っていたところです。多くに見える空に突き出したようなビルが代々木にあるNTTドコモのドコモタワーです。

 外苑東通りから東京ミッドタウンに入りそのまままっすぐに進んだ突き当りで景色が広がります。ミッドタウン・ガーデンとその先に広がるビル群と青空です。テーブルが置かれているのが地下1階でガーデンがその高さで続いています。テーブルは屋外にも置かれ、陽射しが強いのにもかかわらず多くの人が利用していました。


 ミッドタウン・ガーデンにも美術館があります。21_21 DESIGN SIGHT です。三宅一生の服作りのコンセプト「一枚の布」に着目して安藤忠雄が設計した一枚の鉄板を折り曲げたような屋根が特徴的です。

 展覧会「The Original」が開催中です。この展覧会は六本木アートナイトの参加プログラムになっています。

  美術館の前に一列に並ぶ木々とその周りの緑が印象的です。陽射しが強く葉の色がはっきりして、空の青とのコントラストがきれいでした。


 川を落ちてくる水の流れにも陽がキラキラと反射しています。今日の東京の最高気温は23℃。ほどよい暑さで日陰のベンチに座っている人たちも、のんびりとすごしているようです。この時、立ち上がろうという人は見かけませんでした。

(2023年5月24日)



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