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画家 ゆめの の創作意欲を知らず奪っていたものの正体


作品が迎えられる(購入される)事は
作品に対する大きな評価なのだろう。


「画家 ゆめの が解る」打ち合わせ


私 ゆうぽん は
「Y's supporter/ワイズサポーター」の
運営者。

画家 ゆめの さん の
アーティストマネジメントを
担当しています。



確認事項などの連絡は
基本的にLINEで。

時々
まとまった時間をかけての
打ち合わせもしています。


その打ち合わせが
2ヶ月近くぶりにありました。


今回その中で
シェアさせていただきたい内容があり

少々生々しいお話ではあるのですが
私の立場であるからこそ
知っていただこうとしても良いのかなと。


原画販売の状況


実のところここ数ヶ月
画家 ゆめの の原画販売
必ずしも順調ではありませんでした。


厳密に申し上げると
「絵の具を使った作品の売れ行き」ですね。

色鉛筆画に関しては
ある程度の「お迎え」がありました。



二系統の作品


多少なりとも
画家 ゆめの を知っている方からすると

画家 ゆめの の作品といえば

どのようなイメージなのでしょうか。


私 個人としては
圧倒的に
絵の具で描かれた心象風景です。



' Blue Mindscape Painter '


ただ
抽象画は好みが分かれる
と聞きました。


一方
画家 ゆめの の 色鉛筆画やパステル画に
心象風景を描いた作品は少ない。


【朝がくるたびに】
【夏の花束を捧ぐ】


ご覧になる方によっては
色鉛筆画やパステル画が好き
ということもあるでしょう。


画家 ゆめの 本人はというと ..




いずれの技法にも良いところがあり
考え併せた上で

油絵を好んでいます。


創作意欲の低下


しかしながらここ数ヶ月

絵の具で描かれた作品は
あまり制作されていませんでした。


新規出品はなされていましたが
少し前に制作されていたものを
少し時間が経ってから出品するなど

必ずしもタイムリーに
制作されたものではなかったのです。


私は3年半近く
ゆめの さん の活動を見てきていますが
その中で もっとも
「描くスイッチが入り続けていた」
状態に感じられた時期は
2022年初頭。

数日ごとに作品が完成し出品され
すぐに次作へ着手する
そのようなサイクルが
続いていた印象です。


あまり描きたいという気力が湧かない

といったことも聞きました。


以前にもそういった状況はあったものの
基本的には

・年間を通しての波
 (ゆめの さん が好む春~夏は
  総じて創作意欲が高まる)

・スランプ

端的に言うと、

絵が描けない
描いてはいるけど 完成しない
気に入らない

みたいな状態になることですね。

引用元:ジミー大西展|画家 ゆめの
https://note.com/art_blue/n/naa8d67274260

へ帰結するものでした。


打ち合わせをしていなかった
5月中旬から6月にかけては
春から初夏。

特別にスランプというわけでもない。
(作品の制作自体はしていた)


しかし
絵の具を使った作品は
描きたくならなかったというのです。


突然の転機


ゆめの さん は
心身の疲弊する生活状況が
しばらく続いていました。

そのようなお話を伺っていると

制作に必要な労力や時間
準備・片付けといった作業を鑑み

油絵に比べて取り組みやすい
色鉛筆画の比重が高くなった状況に関しても

大変な中でよく作業されていらっしゃる

という印象。


しかしながら
環境が多少変化しても
油絵の創作意欲は戻ってこなかった。

何故なのか?

となるわけです。


そのような中



ツイッターで紹介された二点の作品が
同時購入されました。



するとなんとそれからすぐ
ゆめの さん に創作意欲が戻ってきたのです。

次の日には ..



早くも次作へ着手されました。


浮かび上がった心理


ゆめの さん は心理状態の変化について
ご自身で考察されました。


スイッチが入った要因は疑いなく
作品が購入されたこと。


大きな負担にならない技法での
制作が続いていた背景には

生活面の事情もあったものの

色鉛筆画やパステル画が
購入されているので

無意識のうちに

もっと描いていこう
という気持ちになっていたのではないかと。


もうひとつ仰られていたことは

作品を出品している
minne【Yumeno Shop】の状況。



ショップのレイアウトは
定期的に見直されています。

新作や
季節柄「旬」な作品が
先頭に配置されるといった具合です。


ただ
作品が購入されなければ
同じ作品を入れ替え続けるばかり。

出品数が少なくなると
新たな作品を「補充」しなければ
というモチベーションにも
繋がる。


活動の難しさ


ひとつ
難しさを感じるところもあります。


順調に作品が購入されていき
次々に新作を出品する


何事もなきときはそれで良いのですが

たとえば仮に体調不良などで
長期間にわたり筆を握ることができない

そうなると極端な話ですが
その間に
出品中の作品がなくなってしまう可能性も
ゼロではありません。


「形ある原画」という商品は
そういうものですよね。


作品のデザインを使用したグッズ販売は
制作活動を行うことができない間に
収入を確保することのできる
手段でもあります。


そのため
もし原画の購入がなくても
コンスタントにグッズの購入があれば
「生きていく」という点では助けになる

という話をしたこともありました。


ですが今回の件を受け ゆめの さん は
原画が購入されることについて
まったく異なる価値のあるものであると
改めて実感したのです。


ゆうぽんの考察


このようなお話を受け
文章を綴りながらも考えていたのですが


原画はまさに
自らの手で生み出したもの。

グッズはデザインを
二次的に活用したもの
とでもいいましょうか。

もちろんどの作品を
どのように使用しようかと
こだわって考え制作するものではありますが

絵を描く作業とは
まったく性質の異なるものです。


作品が売れてやる気になる

そう言ってしまうと身も蓋もありませんが

現在
絵の具を使った作品にはすべて
万の価格が設定されています。


物価の高騰云々が叫ばれている中で
決して「安い買い物」ではありません。

それでも
お買い上げくださる方がいらっしゃる。


作品に
それだけの価値がある
と認めてくださっているのです。


作品が購入されるということには
それだけ大きな意味合いがある。

それが
さらに良い作品の生まれる
きっかけになるかもしれない。


サポートする側としても
良い循環が続いていくよう
より力を入れていかなければならないと
気持ちが引き締まりました。


----------


そう
描き始められた新作



出品の翌日に



お迎えをいただきました。


ショップにはずっと動きがなかった
にもかかわらず不思議なものです。


多くの作品が展示されていますので
よろしければご覧になってみて
くださいませ。




ここまでお読みくださりまして
ありがとうございました。



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