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教師として成長を求めるのならば、環境を変えろ!未知の世界に飛び込め!

 今回のテーマは「教師としての成長」について考えていこうと思います。私は教師として成長を求めるのならば「環境を変える」ことは必須だと考えています。私自身の経験ですが、転勤を経験して自分の知見がより深まったと感じています。確かに大変なことはたくさんありました。前任校と違ったことも多く、最初は適応に苦難したものです。しかし、その転勤から数年経った今、本当に転勤を経験して良かったと感じています。私の場合、前任校は落ち着いた「教師として仕事がしやすい」職場でした。しかし転勤先の学校は中々元気な学校で、今までのやり方が通用しないというような悩みを何度も抱きました。正直大変だったことはたくさんあります。ですが、今思えばその悩みや体験が私を成長させてくれたのは間違いありません。そう言えるようになるには時間が必要かとは思いますが、環境を変えることは成長につながるということは間違いないと感じています。

①環境を変えることが成長するのは

 さて、どうして環境を変えると教師として成長できるのか。その理由は端的に言うと「今までのやり方が通用しない場面を知る」からです。これに尽きると感じます。子どもたちとの日常の中で今まで通りでは上手くいかないことに出会うことが多くなります。そこで人間は「工夫しなくてはいけない」という思考に至ります。そこが大切なのです。慣れた環境にいると人間は安心します。どうしても例年通りのやり方で終わらせてしまう部分があります。それはそれで大切な時もあるかもしれませんが、全てがそれではどうかと思うのです。その工夫する必要性が高まるのが環境を変えたその時です。その瞬間に悩みと同じだけ教師としての成長が隠されているのです。

②環境の変え方は?

 一番目に言えるのは転勤でしょう。職場を変えることで必然的に工夫が必要になります。しかし、それは中々大きなことで頻繁に起こることでもありません。大きな変化である必要もないと感じています。例えばいつも低学年担当が多い中、高学年を希望してみるとかいつも同じ校務分掌であれば違ったものに挑戦してみるだとか、方法はいくらであります。学級担任ではなく、専科に挑戦してみたり、特別支援教育に力を入れてみたり。その逆もまた然りです。いろいろな変化の仕方があるはずです。授業の方法を変えてみるのも大きく括れば環境を変えることにつながります。今までの自分の中の当たり前を少し変えてみることで様々な成長があるでしょう。

③全てが上手くいくわけでもない

 もちろん、全てうまくいくなんていう浅はかなことは言えません。環境を変えることで不安や悩みも多くなり、大変な思いをすることもあるでしょう。でも、それも何年後かにはいい経験だと言える時がくるかもしれません。刹那的な面で捉えるのではなく、長いスパンで見ていけば「あの時環境を変えた経験が今になって活きてくる」なんてこともあるはずです。すぐに結果が得られるようでは、それは成長と言えないでしょう。必ず負荷は必要です。その経験を経て、教師は成長していくのでしょう。

④終わりに

 私も今年、大きく環境を変えます。正直不安でいっぱいです。しかし、それも私にとっていつか大きな成長につながると信じています。もし、環境を変えて悩んでいる先生がいれば簡単なことは言えませんが、いつかそれがあなたを支えてくれる大きな武器になると私は考えています。挑戦しないことこそ、最大にのリスクです。できることを少しずつ変化させていく。そんなマインドを大切に過ごしていきましょう!!

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