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最近、「不安」について話すことが多い。

  • 朝活メンバーさんの個人コンサル

  • 業界新聞(エステティック・ジャーナル)連載コラムの記事

  • 父が入院して、生まれて初めて独り暮らしになった86歳の母

☑ 一番古い記憶

物心がついて、一番はっきりと「不安」を感じたのは、小学校の4年生くらいだっただろうか。

夜、寝ていて、突然「パパとママが死んじゃったらどうしよう!」と不安になって、布団の中でひとりで泣きじゃくった記憶がある。

何かのテレビ番組を見たのか、家族との会話がきっかけなのかは覚えていない。

それから思春期になって、「反抗」「いらだち」「腹立たしさ」「恐怖」などの感情を覚えたが、「不安」を再び感じるようになったのは、ずっと後。

☑ 不安な日々

社会人になってからは、常に誰かに対しての感情だった。

接客業として鍛えられた笑顔の裏で、ハリネズミのように、常に針を立てて誰かに、何かに対して「いらだち」「腹を立て」ていた。

そんな日々を過ごし、29才で独立をした。
すると、「いらだち」「腹を立て」られる対象がなくなった。

そして、開業した嬉しさは束の間、一気に「不安」が押し寄せた。

☑ 自律訓練法

ありがたいことに、エステティシャンという職業は、精神的ケアも学ぶのです。
その中に、自律訓練法があった。
自律訓練法のトレーニングを繰り返す中で、リラックスして緊張を取り除くことができるようになった。

ところが今度は、経営者としての悩みが尽きなくなって、またしても「不安」がムクムクと湧き上がってきた。

☑ 天風会 心身統一法

ちょうどその頃、経営者の学びの会の大先輩が、天風会に入っていました。
当時は、著名な経営者やスポーツ選手が学んでいることで、有名な会だったんですね。
そこで私も参加させていただき、「心の平安」と「安心」を日常生活の中で行えるように組み立てられている心身統一法の修練をしたのです。

それから間もなく、私の仕事はサロン経営から、エステティシャンの育成、エステティックサロンの社員教育に移行していきました。

クライアントに求められるがまま、コンサルタントのような仕事をするようになってきた頃、ほとんどの経営者が「不安」を抱えていたのです。

☑ 「不安」の正体

「不安」の正体は、ひとことで言ってしまうと、ただの「幻想」です。
でも、時として、その「幻想」が頭から離れてくれなくなるのですよね。

コンサルティングの仕事は、経営が順調なときはあまり必要とされず、大変な時期に駆け込み依頼されることが多いんですね。

だから、お会いする経営者、スタッフみんなが「不安」でしかたがない状態ばかり。

そんな時にお伝えするのは、まだ来ていない明日を思い煩うのではなく、
「目の前のお客様、家族、仕事に集中すること」

☑ 「道は開ける」 D・カーネギー

最近、聴く読書のAudibleが聴き放題になったので、古典的な自己啓発書も何冊かピックアップして聴いていたんですね。

昔々に読んだのですが、既に本も手元になく、書いてあったことも覚えていませんでした。

この本、

「人はどうやって不安を克服してきたか」永遠とも言えるテーマに、多くの人の悩みと向き合ってきたカーネギーが綴る、現代にも通ずる「不安、心配、悩み」の克服法。
Audible 『新訳 道は開ける』あらすじ・解説

だったのです。

「不安」な日々を送っている方に、おススメです。


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