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"ワーキングプア"について考えてみたら、FPとしてやるべきこと、に確信を得られた。

一番なりたくない属性は何か?
と、ふと考えてみました。

たどり着いた答えは、ワーキングプア。

自らの意思で、楽しみながら働くのであれば、仮に給与水準が低くても、頑張りが評価されなくても、まあ納得感はありますよね。

ただ、働かされているのにプア。
楽しくもなく、充実もしていない。
なのに、プア。
経済的な貧困は、心の貧困に直結しかねません。

ワーキングプアに陥らないためには、コレの反対を目指せば良い。
と、考えると、
ワーキングプアの反対、対義語の明確な定義が必要です。

プアの反対はrich(リッチ)、コレは良いでしょう。

では、ワーキングの反対は何でしょうか?
働かされている、の反対は…。

休む?

遊ぶ?

消費する?

僕は、お金を働かせる、だと思います。
投資する。
株式を買う。
新NISA制度を活用する。

みなさん、誰に働かされているんでしょうか?

コレを考えること、コレに気づくこと、コレが腹落ちすることが
何よりも重要です。

上司ですか?
社長ですか?
配偶者ですか?
子どもですか?
住宅ローンを借りている銀行ですか?

いやいや、誰にとかじゃなく、生きていくために働くのは当たり前じゃん。
そう思う人が多いかもしれません。

働かされているのは、お金です。

本来は、幸せな人生を送るための手段でしかないお金が目的になってませんか?
お金のために働いてませんか?
お金に心を支配されてませんか?
お金の奴隷に成り下がってませんか?

ワーキングプアの対義語は、
お金を働かせている裕福な者。
経済的にも心も身体の健康も富める者。

では、なぜコレになれないのか?
なぜ、お金の呪縛から解放されないのか?

FPとして3000世帯くらいのお客様と面談して気づいたのは、
『結局、全ての人はお金の呪縛からの解放を心底で望んでいないのではないか?』

言い換えると、
『みんながお金の呪縛から解放されてないから自分もできない。と思い込んでいる』

可能性に蓋をしているのは、紛れもなく自分だ、と言うことです。

長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。
https://www.cbase.co.jp/column/article333/#:~:text=学習性無力感は,しまうようになります%E3%80%82

学習性無力感、と言うそうですね。

だとしたら、何を学ばされてきたんだって話です。

日本は、世界有数の教育国、だと思ってましたが、結局大人になって残るのは何?

学習性無力感、恐るべしです。

目には目を!
学習には学習を!
悪しき学習には正しき学習を!

お金を働かせることについての、正しい学習を世に広める。
結局、コレしか無いんじゃないか、と。

教える、のではなく、気づいてもらう。
伝える、のではなく、心を動かす。

長年に渡り染み付いてきた、学習性無力感、は、相当な強敵です。
一筋縄ではいかないでしょう。

でも、たぶん、おそらく、絶対、
コレしかない、と思います。

お金に働かされているのは異常。
お金を働かせているのが正常。
コレに気付いていただき、心を動かす。

コレが、FPとしての天命です。

幸い、コレに人より早く気付き、
幸い、お金の勉強が好きで苦にならず、
幸い、人よりちょっとだけ話すのが好きで、
幸い、人よりちょっとだけ多く人の心を動かす熱量を持っている。

自分の一番の武器である、
"人の幸せのためのお節介が何よりも好き"
を活かして、
『幸い、もこれだけ重なると、偶然ではなく必然かもしれないなあ。』
という大きな勘違いを、厚かましくも、一生続けていきたい、と考えてます。


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