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【悪口の美学】1:スペイン人のヤギへの執着
まずスペイン語の悪口を一つお教えしましょう。それに際し、私の友達の名をお借りしましょう。わかりやすさのためですから、どうかあなたの名前が以下に出てきても怒らないでください。例ですから。そう、例です。
"¡Misa está como una cabra!"
発音:ミサ エスタ コモ ウナ カブラ
直訳すると「ミサはヤギのようだ!」です。スペイン語ではしばしばヤギは「頭のおかしい人」、「ぶっ飛んでる人」の象徴として使われます。ミサは決して紙は食べません。英語だとGOAT(ヤギ)は「Greatest Of All Time」の略として、良いイメージで使われます。(もちろん本来のヤギの意味もあります。)地域や言語によっての動物のイメージや扱いの違い、面白いですね。(もう一度言いますが、ミサは紙は食べません。)(まだ)
スペイン語では名詞に女性形・男性形があります。ざっっっっくり言うとAで終わる語は女性形のことが多く、Oで終わる語は男性形のことが多いです。
例:Gato=オス猫 Gata=メス猫
ヤギの場合は不規則で、 Cabra=メスヤギ Cabrón=オスヤギ となります。ではここでミゲル君に悪口を言ってみましょう。
"(ミゲルにむかって)¡Cabrón!"
発音:カブロン
ここでのオスヤギは「馬鹿野郎」、「クソ野郎」的な意味で使われます。まあここまでは日本でいう「豚野郎!」などと同じ使われ方だと思います。
しかしですね、私は聞いてしまったのです。サッカーを見ていたスペイン人がぼそっと言った一言を、私は耳にしてしまったのです。私の悪口の概念を覆すあの一言を。。。(荒い呼吸)
チームであまり調子が出ずミスが続いていた選手に対し、
"Si cambiamos ese jugador por una cabra, nadie se daría cuenta."
訳:「今あの選手とどっかのヤギ交換しても誰も気づかんよ絶対。」
ひぃ!!!!なぜヤギをフィールドに!!!なぜ勝手な交代をするのか!!!気づくだろさすがにみんな!!!!
ここでのヤギは特別に何かを表しているわけではありませんが、こんなところにまで駆り出されてしまう大忙しなヤギなのでした。
ChatAIに聞いたところ以下の回答が得られましたので、共有しておきます。英語ですので読みたい方だけどうぞ。それではまた次回。
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