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内田裕也「ロックは英語で歌え!」。松本隆「いや違う!日本語のロックも有りだ!」。そこで、ジョニー大倉「おたくらバカ?日本語に英語を混ぜればいいだけじゃん」

ジョニー大倉さん追悼ライブ 長男、次男、孫ら「ファンキー・モンキー・ベイビー」など熱唱した。

14年に62歳で亡くなったジョニー大倉さんの追悼ライブ「ジョニー・フォーエバー LAST LIVE 2023」が19日、東京・銀座タクトに100人を集めて開催された。  

ジョニーさんの長男・ケニー大倉(51)、次男・大倉弘也(44)、孫の恵太(20)が出演。

ゲストにSHINZIRO(59)を迎え、ジョニーさんがメンバーだったキャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」「ルイジアンナ」「東北ピープル」などを熱唱。ケニーは「追悼は今年で最後。また、お会いしましょう」。

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1970年代、日本語のロックの歌詞は「英語か?」「日本語か?」で揉めていた。

そこへ颯爽ろあらわれたのが、キャロルのジョニー大倉だった。

「日本語と英語を混ぜればいい」

諸説あるが、彼らが、「在日コリアン」だったことが、この日本ロック史に残る大発明に一役買ったのではなかろうか。
「なんでも混ぜちゃえばいいんだよ!」

かくして、「作詞家:ジョニー大倉」は、「ファンキー・モンキー・ベイビー」とはじめとする和洋折衷の名曲を創っていった。

♬ 君は ファンキー モンキー ベイビー
  おどけてるよ
  だけど 恋しい 俺の彼女 ♬

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賢明な読者の方なら、すでにお気づきだと思うが、
この「和洋折衷・歌詞制作法」が、のちに、
桑田佳祐や山下達郎、ユーミン、佐野元春など、多くのニューミュージックの作家たちに影響を与えていったのである。

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映画「遠雷」での、ジョニー大倉の演技は素晴らしかったなぁ・・・。

銭ゲバ・矢沢永吉さえいなければ、もっと歌いたかったのでは…。

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