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客席から奏者と目が合いそう→目を閉じて微笑みましょう。

お客さん どきっ
奏者さん どきっ

「ホールの座席に座ったら、思った
 よりもステージが近くて、奏者と
 目が合ってしまうかもしれず、
 気マズかった」
という感想を、しばしば伺います。

実際のところは..…。
奏者が登場し、お客様に向けて
挨拶をする際、客席の最後列を見
ている場合が多いので、意外と手
前のお客様の顔ほど見ていません。
また、ステージ上は舞台ライトが
まぶしく、客席照明はかなり暗い
ので、よほど目を凝らして探そう
としない限りw、個人を特定する
ことは不可能です。

ことクラシック音楽会において、
演奏中に両者の目が合うことは、
ほぼ100%、十中八九、『無い!!』
ご安心ください!!!と申し上げ
ておきます。

ただし、奏者もステージに上がっ
てみて、思ったより客席が近くて
驚くことが多いです。
その際、お客様が誰かは分からず
とも、どんな表情をなさっているか?
は目に入ってきます。
これは、その日の演奏のクオリティ
に影響する場合が多く、重要です。

とりわけ、コンサート前の奏者は
「私はお客様に歓迎されているのか!?」
について、敏感に感知します。

したがって、
奏者と目が合う確率は低いという
ことが大前提ではありますが、
もしお気になさるようでしたら、

(^ ^) ←コレです。

ステージに顔を向けつつ、目を
閉じて微笑んでおけば、奏者も安心
して演奏に没頭できますので、
結果的に良いコンサートになる確率
が高くなりますw。

「お客様も音楽会の担い手です」とは、
決してキレイゴトでは無いのです。

コンサート鑑賞時のプレッシャーが
僅かでも軽減できましたら幸いです。



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