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Episode2_待ちに待った3連休

待ちに待った3連休がやってきた。
2月は祝日が多く、仕事をしている人や学校に通っている人からすると最高の気分になる。
どこか遠くに出かけるもよし、友達と騒ぐのもよしと事前に予定を立てていることだろう。
さて、どうしようか特に予定もない。

3連休前日の夜、知人Aと三茶の軒(やよい軒)にご飯を食べに行った。
軒と呼び名は、知人Aがそう呼んでいるのでまねて呼んでいる。
なんで軒が好きなのかというと、ご飯が食べ放題だからと言う。
そこで、いつものようにくだらない話をしている時に、
明日表参道のローウィー(LOEWE)に行かないといけないが、一人では行きたくないと言う。(ローウィーは知人Aがそう呼んでいるのだ)
事前にあまり買い物が得意ではないと聞いている。
明日は特に予定がなかったので、「一緒に行きますよ」と言い
金曜日は、知人Aと表参道に行くことになった。

次の日、三茶に13時に集合した。
まず、集合して煙草を吸い、腹ごしらえをしようと「とんかつ川善」へ
知人Aが言うに「夏は汗が出るほど暑い」らしい。
店内に入り、かつ重定食を注文。
料理がくるまではずっとしゃべっていた。
窓の外をみて、パチンコ店が目に入ったらしく、「パチンコ言ったことないんだよね」と
それに対し、「じゃあ1000円だけやっていきます?」と答えると
「行ってみようか」と、それでかつ善の次はそのパチンコ屋になった。

料理がきて二人で食べていると机の上にあったソースをかけたくなりソースをかける。
罪なことをしているなと思ったが止まらなかった。
知人Aも一緒にかけて食べる。
すると、「人間は脳で覚えているものよりもより良いものをもとめようとする。
だからアルコール中毒になったりするんだよ」とソースと七味をかけながら教えてくれた。

食べ終えて、パチンコ屋へ
結果、知人Aは3000円負け自分はプラマイゼロくらいだった。
まあこんなもんだろうと思いながらも次は行くことはなさそうだ。
そしてようやく本題の表参道へ向かった。
右手には景品のキュキュット2本をビニール袋に持って。
いざ、着いた時に知人Aは緊張しているらしくひとまず、目の前の喫煙所へ。
一服をし、満を持してローウィー(LOEWE)へ。

店内に入り目的の品があるガラスケースの方へ向かうと綺麗なお姉さんが声をかけてきた。
「これありますか」と知人Aが言う。
すると昨年のシーズン物のためないと。そこで知人Aが困ってしまった。
「どうしよう」、とりあえず今ある色のものをすべて出してもらった。
どれがいいかと悩んでいる知人A。
「チャックがゴールディーな方がいいな」「中の色こっちの方がいいな」
こんなことをずっと二人で話して盛り上がっていると綺麗な店員さんも笑ってくれた。
なんかわからないが少し嬉しくなった。

数分が経ち、トーナメント方式で決めようと、1つずつ対戦させていき最後の二つは
じゃんけんで決めようとちょっとよくわからなかったがじゃんけんをして自分が勝ってしまった。
結局、じゃんけんで勝った自分が選ばされた色ではなく先輩のゴールディーな方を買った。
そしてお会計へ。

待っている間、タコのチャームが目に入りそれを見ていた。
「先輩がこれ欲しい」と無邪気に言うが、値段を聞いて呆然としていた。
今日自分が履いている靴と同じ金額だったのだ。
「牛丼の並みが30杯も食べられるじゃん」と言い買うのは当然やめた。
(そもそも買うつもりはなさそうだったのだが)
綺麗な店員さんがラッピングした商品を紙袋に入れて持ってきて二人でお店を後にした。

続いて、普段買い物に行かない先輩と服を見に行った。
原宿方面に歩いていき古着屋を数店舗見た。
2店舗目か3店舗目の古着屋に入った時、知人Aがソワソワしていたので、
「どうしたんですか」と聞くと、「ロン毛の店員さんがいる店には行くなとおばあちゃんが言っていた」というので、30秒くらいで出た。
あなたもまあまあなロン毛だけど

この一日で本当に買い物が苦手だということがわかりまた買い物に連れていきたくなった。
買ったものというとローウィー(LOEWE)で買ったものとネルシャツ1枚だけ。先輩は満足していたので良しとしよう。
2人とも共通して言えることと言えば表参道が性に合わないということ。

さあ、明日はなにをしようか。
皆さんは、3連休初日いかが過ごされましたでしょうか。

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