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フィンランドのベーシックインカムの最終報告が公表された。

2017年から2018年に行われたフィンランドのベーシックインカムの社会実験の最終報告が公表という記事が本日ありました。

ベーシックインカムは生活保護の違いがあまりわかってなかったため、改めて調べましたが、ベーシックインカムは収入が増えても、支給額が下がったり支給停止はないが生活保護なら収入が増えると、支給額が下がったり支給停止がある。・・・ということは、、生活保護をもらった時点であなたは働くと支給しないよと言われているようなもの。だから労働意欲を削ぐんだね。

このあいだ、ひろゆきさんがYoutubeで言ってたけど。
AIが既にできる仕事をまだ人間が行っている。
なぜ?AIが仕事を奪ってしまうと人間がお金を稼げなくなり、生きていけないから。でもこの状況がAIの進歩を遅らせている。だからAIを進歩させるために仕事をしなくても最低限の生活を送れるようにベーシックインカム を行うべきとのこと。なるほど。

今後さらに一部の本当に優秀な人しか働けなくなる世の中になっていきますね。

今回のフィンランドの実験は失業手当受給者から、抽出した25歳から58歳までの2000名を対象に、2017年1月から2018年12月までの2年間にわたって毎月560ユーロ(約6万5520円)を支給したとのこと。なお、この期間中、就職や起業で収入を得ても、この支給額が減らされることはない。このため、低収入の仕事でも仕事に就くことができ、失業率が低くなると考えられていた。と記載。

ベーシックインカム は働いても最低限のお金をもらえる。ということは。
この金額設定がキーだと思う。安すぎるとベーシックインカム意味ないとかいう人が出てくるだろうし、高すぎると労働意欲がゼロになるだろうし。

ベーシックインカムが自律性を高めたと答えた人は多かったそうですが、ベーシックインカムが雇用にもたらす影響は小さかったと記載がありました。
フィンランド国民は、ベーシックインカムの導入に前向きな姿勢を示しているらしい。

もっと日本でベーシックインカムを実施するとどういう障壁が生まれるのだろうか。スペインでもベーシックインカムが導入されるから、その状況をみながらもっと勉強します。

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