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キャリアカウンセリングを受け始める話③

26歳のOL会社員がキャリアカウンセリングなるものを、お金を出して受け始めるので、自身の備忘も兼ねてここに記録する

2回目のカウンセリング面談となった

今回は、これまでの自分の人生の棚卸がメインの会。

事前に出された読書課題「本当の自分が分かる心理学」と言う本をある程度読んでから臨んだ。(実践的で凄く為になる本だった!)

本から得た学びとして、「私はあなたの機嫌を取らないといけない」という思考の癖があるようだ気づいたことだ。これはきっと他人軸での思考という私の課題の根底にある思考の癖ではないかな…と思っている。

この気づきを元に面談で自分の家庭環境を掘り下げてみる。

私の家庭は3人こどもを専業主婦の母親がほぼワンオペ状態で世話していた。特に末の弟はかなり手がかかるタイプで、ほぼ毎日何かしらで母親をブチ切れさせる。そして、その雷は突如として私達にも落とされた。(子供に手を挙げることは一切ないが、凄まじく苛立った声で怒られた。)

予報することもできない雷が落ちた後、母親は決まって頭を冷やすために一人で部屋に引き籠るか、私達兄弟を家の外に出した。

残された兄弟を束ねて幼い彼らの世話をして、母親に皆で謝りに行く

これが私の役割だ。そうすれば、母親側からもきつい言葉への謝罪があり丸く収まるのだ。

これを、幼いころからn回繰り返してきた。

別に自分が直接何か悪いことをしたわけではないが、自分以外の要因で急降下するチームの雰囲気。その雰囲気のままだと非常にやりずらいし、いづれ自分にも火の粉が混んでくるかもしれない。だから、その雰囲気を良くする為にメンバー達の間を取り持ち、何とか明るい雰囲気に持って行く

私の思考の癖はこういう土壌で作られたかもしれない。実際に、その後の部活動でもチームの中での雰囲気づくりという役割を良く担ってきた(自分で言うのもおこがましいが…)

そして、今の職場でもそうだ。忙しさでぴりつくチームの雰囲気や、外的要因で気分が上がり下がりする先輩たちに対して、凄く居心地の悪さと申し訳なさを感じてしまう。(自分は何も出来ていなくて、申し訳ないな…と言う気持ち)

ただ、家族や友達関係ならいざ知らず。職場の関係では、その雰囲気作りにまで私は責任を負わなくていい。雰囲気が悪くなったからと言って、私に理不尽に火の粉が降りかかることは無い(あったとしても、それは向こうの問題)

メンターさんにも指摘されたが

大事なのは、私がどうしたいか、ということ。雰囲気作りをやりたいならしてもいいが、やりたくないなら別に私には誰の機嫌を取る責任も義理もない

これは、この思考の癖(引いては、他人軸での思考)をうまくコントロールする1つの対策になるだろう


加えて、この面談では、前回面談での仮説が1つ覆された。私のこれまでのキャリア選択の傾向だ。

「これまで、取り返しの付くような選択肢ばかりを選んできたかもしれないですね」

前回面談でメンターさんから指摘されて、個人的にも凄く腑に落ちた言葉だった。だけど、細かくこれまでを棚卸ししていくと、必ずしもそうではないことが分かった。

結論、就職の時には取り返しの付く選択肢を消去法的に選んだようだが、それ以前はより自分にとって居心地のいい居場所を探すようなキャリア選択だった可能性がある

軽いいじめをずっと受けていた小中時代、この環境から抜け出したくて地元からほとんど進学する人がいない高校へ進学した。予想通り、高校は気の合う友達ばかりで、とても居心地が良かった。

大学進学の際には、かねてから大好きだった分野の勉強をするために大学を選んだ。お陰で、自分と同じようにその分野が好きな人達と研究をして、遊んで。サークルも、正直嫌々続けていたところはあるが半径1mの居心地は非常に良くて。一人暮らしをしてさらに自由になって。公私ともに充実した日々だった。

そして、就職の時。教師になるやら、院進するやら、就職するやら。いろいろ悩んだけど。決めきることができなくて、凄く理性的な判断の下、就職することを選んだ。

嫌々ながらに、そしてあまり興味のない分野なのに、仕事を頑張れた理由は、半径1mの居心地が良かったから。割と人には恵まれて仕事をできた方だと思う。

この面談で出た仮説としては、

私にとっては、やりたいこと × 半径1mの居心地の良さ が重要

ということ。この環境のかけ合わせが出来れば、そんなにいいことは無いなと思う。

次回はこの解像度を上げていく

ピヨピヨ🐥

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