見出し画像

いそいそ当日準備(文学フリマ東京37)

あっという間に今週末にまで迫った文学フリマ東京37。凝ったブース作りはできないが、せめて無料配布物くらい持参しようと思いipadで作成(トップの画像)。

前回開催時に持って行った無料配布物(既刊『使いどころなさそうでややある話』のざっくりあらすじ)も少しだけ残っていたので、ブース番号をボールペンで上書きして再利用することにした。結構余りがあった栞も配る予定だ。

ブースはX-26ではなくF-34です!

また、前回はディスプレイを凝れない分、奇をてらった服装で少しでも関心をひけないかとエビのワンポイントが入ったトレーナーを着ていった。

会場に着いてからようやく冷静になり、なんなんだこの意味のない行為は…と羞恥心でいっぱいになっていたのだが、お客さんのうち一人が事前にたまたま上記の記事を読んで下さっていたことが判明して(ばかにならないな)と思った。

ならば今回はツルのセーターしかないか…?と考えているものの、お手伝いに来てくれる友人(文学フリマ初参加&私がこういう活動をしていることを初めて明かした)に引かれるのもちょっと嫌で決めあぐねている。もしこれを読んで当日ブースに来て下さる方は、ツルの有無で私の葛藤に思いを馳せてください。

いつぞやに古着屋さんで衝動買い

あとは机の前面に貼るポスター2枚と値段表を作る(手書き)。お釣り入れ+お釣りは、前回のものを中身もそのまま残しているため大丈夫そうだ。ちなみに本の値段は既刊が600円、新刊が500円。2冊セットなら1000円にしようと考えている。

当日の天気予報は、現時点で晴れだったり曇りだったり曇りのち雨だったり参照サイトによってばらつきがある。澄んだ秋晴れが望ましいところ。

こんな本を販売します!
『つぶつぶ10年』
B6サイズ、104ページ、500円(税込)

 TwitterがXになり、アカウントや履歴が消えてしまうとの噂や憶測が飛び交った今年。ひとまず履歴をすべてダウンロードして、(そういえば10年Twitterをやってきたのだ)と気づいた。一つひとつは小さい粒のようなものでも、期間ごとに区切ってまとめて見ると自分という存在のちょっとした変遷が読み解けるかもしれない。そんな風に考え、せっかくなら10年間のダイジェストを作っちゃうか、とZINEにした。

「2013年6月20日 喉乾いたのに冷蔵庫の中にトリスしかなかった」

「2015年11月6日 中学生の頃カッター持って追いかけてきた同級生が、今では立派に2児の母親。」

「2017年2月28日 新しいコピー機の仕様が分からなくて白紙の面を読み取らせてしまい、ただのホカホカなA4用紙を20枚量産してしまった本日のお昼下がり」

「2019年4月13日 iPhoneでメールの返信してて、ご返信ありがとうございますって打ったつもりがフリックミスでご乱心ありがとうございますになってた。危なすぎる」

「2021年2月11日 カプチーノ味のトリュフチョコレートとクリームチーズで限界ティラミスになります」

「2023年4月20日 チョコアイス食べた後に龍角散のど飴を舐めたら胃の中で天然チョコミントが生成されて自分の吐息がおいしかった」

 …ばかばかしい呟きばかりでただの自己満足の塊のような内容だが、お菓子をつまむ感覚で楽しんでいただけたなら幸いです。

この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?