見出し画像

大腿四頭筋って!?

こんにちは!youkaです!

今日は【大腿四頭筋】についてお話ししたいと思います。

筋肉を解剖学的に見ると、【起始】、【停止】、【作用】、【神経支配】という4つを考える必要がありますが、ここではあえてこれには触れず、考え方だけお伝えできればと思います。

★筋肉の基礎知識についてはこちらの記事もチェック👇

大腿四頭筋(Tensor fasciae latae)
※主に膝を伸ばす(伸展)時に力を発揮します。
※名前の通り、4つの筋肉の総称を指します。
 ①大腿直筋(Rectus femoris)

画像1

②内側広筋
 ・長内側広筋(Vastus medialis longus)
 ・斜内側広筋(vastus medialis oblique)

画像2

画像3

③外側広筋(Vastus lateralis)

画像4

画像5

④中間広筋(Vastus intermedius)

画像6


大腿四頭筋は、大腿骨(ふとももの骨)のほぼ全周を覆います。
大腿四頭筋の停止腱は、膝蓋骨(おさら)を通って膝蓋靭帯となって脛骨粗面に付きます。椅子に座って足をプラプラさせて、膝の下を軽くたたくと足がピョンとなる場所です。

これを踏まえて、大腿四頭筋をマッサージするとなったときに腿前だけを触っている人は、今後はどこを触ればいいかわかりますよね。腿の前だけでなく、内側、外側もしっかり意識してほぐしていきましょう。

フォームローラー等で筋膜リリースをしている人も同様です。
特に外側広筋はももの後ろの方まであるので、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯と一緒に、横側もコロコロしましょう。

トレーニングの観点から言うと、膝は130~140°屈曲できますが、屈曲角度が深い所から伸ばしていく時に外側広筋が働きやすく、膝を伸ばしきるような屈曲角度が浅い時に内側広筋が働きやすいのが特徴です。

つまり、いろんな角度、ポジションにてトレーニングすることで、刺激の入ってくる場所が変わるという事です。

マシーンを使うメリットとしては、同じ場所に、同じ負荷で、同じ方向で、刺激を入れることが出来ます。

逆にマシーンを使わずに自重でやったり、ダンベルなどの道具を使って行うと、いろんなポジションでのトレーニングが可能になります。

どちらがいいという話ではなく、いかに目的に応じて使い分けることが出来るかという事が大切になります。

何をどうしたいのか、どうなりたいのか、目的をもって自分の身体と向き合える方が増えるといいなと思います。

そうすれば、「トレーニングをしたら足が太くなった」とか「トレーニングしているのに痩せない」などと言っている人が減るのではないかと思います。

目的さえぶれなければ、自分がやるべきことがおのずと決まってきます。

そのやり方がわからない人がほとんどだと思うので、そのためにトレーナーやインストラクターがいます。遠慮せずにしっかり聞いて、自分に合ったものを継続してもらえればと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?