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宝くじに当たったら?
挨拶
どうも。
徐々に気温が下がってきて、今年も年末が近づいてきたなと感じている者です。
12月の予定が埋まることも年末への近さを感じさせます。
さて、今日は私が行っている思考法について綴っていきます。
思考の制限を知る
”あなたは今の自分に満足をしていますか?”
こう問われた時、皆さんはどう思うだろうか。
仕事の部分では不満足だが、プライベートは概ね満足している。
家族との関係は不満足だが、自分のこれまでの経歴に関しては満足している。
色々な答えが出るのではないだろうか。
では、次の質問をしてみる。
”もし宝くじに当たって、100億円が入ったら何に使いたいか?”
ブランド物を買いたい。高級車を買いたい。
豪勢な食事を食べたい。世界中を旅行したい。
家族と海外の別荘で過ごしたい。
こちらの方がもしかしたら色々と出てくるのではないだろうか。
何が言いたいのかというと、
もし仮に1番目と2番目の質問の答えが違うであれば、
それは思考に制限があるということだ。
1つ目の質問は、現状から見た満足を聞き、
2つ目の質問は、理想から見た不足を聞いている
一見すると、違う質問に見えるが、
視点を変えただけで、どちらも自分の人生の満足度について聞いている。
不足を聞くか、満足を聞くかでここまで解答が変わってくるのである。
この思考の制限は、いつの間にか生まれ、偏見という言葉でも言い表せる。
かの有名は物理学者のアインシュタインも
”常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない”
と言っているように、人は知らず知らずのうちに偏見を持って生きているのである。
偏見を否定しているのではなく、
このことを理解しておくだけで、人生の幅が広がると私は思っている。
先程の質問で思考の制限を広げたので、もう一歩踏み込んで考えてみる。
広げた思考の抽象化する
次は、制限をなくし、広がった思考をまとめていく作業である。
具体的には、先ほどの2つ目の質問で挙げた欲しいもの、やりたいことの中で特に叶えたいと思うものを選び、抽象化しつつ、共通点を探していく。
これにより、思考の方向を絞っていくことができる。
私の場合、誇れる仲間作りと感動を与えることが自分のやりたいことの共通点となっていた。
ここまでできれば、自分の目指す先は何となくまとまっていくのではないだろうか。
思考の癖を知る
しかし、ここまでだと、また思考の制限に陥る可能性があるため、
もう一つ踏み込んでみる。
それは、思考の癖や理由を知るということだ。
具体的には、最初の質問と2つ目の質問を比較する。
例えば、仕事のことではどちらも不足を感じているのに、家族の満足度に関しては悲観的な傾向がある場合。
もしかしたら、仕事と家族の両立に苦しんでいるのかもしれないが、そもそも仕事をする原体験を深堀してみる。
W杯の決勝を見に行き、選手の輝きを見たから、アスリートを目指した。
多くの人の経験を聞くことが楽しくて、営業をしている。
自分のことをいつまでも信頼してくれる人だったから結婚した。
その原体験を思い出すことができれば、行動は変わり、そして継続できるようになると思う。
これらを繰り返している中で、自分は誰のために、何を行動するのがより幸せに感じるのかが見えてくる。
そうすることで、納得感のある人生が送れるのではないだろうか。
本当に自分が望むものは何かを考え、
今の行動を振り返り、本気でやりたいことに向かう決心をする。
それがより良い人生の歩み方なのではないかと感じる今日この頃だ。
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