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”食べること”は体に「しんどい」こと

こんにちは養生ラボモクレンです。さて、今回の教科書はこちら!

1日3食をやめなさい! 内海聡

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著者は「うつみん」こと医師の内海聡先生。
本人曰く「日本一嫌われ者の医者」「キチガイ医」(笑)
私、好きなんですよね〜。ちょっと口が悪いんだけど、そこに愛を感じる☺️

「1日3食やめなさい」って言われたら、どうおもいますか?
朝からガッツリ食べている人は「え〜〜ムリ!」って言うかな。
「朝食べないとパワーがでない」とか「倒れちゃう」とか。
テレビでは「朝のカレーがいい」とか「朝はしっかり食べないとエネルギーにならない」とか専門家や医者がたくさん言ってますしね。

世の中いろんな健康法や治療法があって、信じるか信じないかは自由。だって自分の体は自分でしか守れないから。
ただテレビの番組やニュース、そこに出演している専門家、医師、芸能人の言っていることに少しでも「あれ?」って思ったら、必ず自分で調べてるようにしましょう。個人的には、テレビの情報はNHKも含め、ほぼ当てにしてません。(笑)

食べるだけで内臓は疲れるのです

「食べることは、体にとって良いこと。」
そうですね。体にはエネルギー補給が必要。食べないと死んでしまうから。
しかし、「食べる」という行為は、私たちの胃腸や肝臓などの内臓に想像以上の負担をかけていると著者はいいます。これに関しては、医療ジャーナリストの船瀬俊介さんも「1日3回食事したときの消化のエネルギーはフルマラソンのエネルギー量に相当する」と言っています。

食べ物を消化して、吸収して、毒が紛れ込んでたら解毒して、いらないものは捨てる・・・・体の中で食べ物を処理するのは、すごく大きな仕事で、体にとってはかなり「しんどい」ことだそう。
もし、毎日腹いっぱい食べてて、なおかつ食べてるものがジャンクフードやコンビニ弁当、ジュースだったりすれば、内臓は大量の食べ物を消化するのに働き、さらに毒素を排出するのにまた働いて・・・どんどん疲弊していきます。
例えば昼ごはんを食べた後、死ぬほど眠たいときはありませんか。
このとき内臓は「大量に入ってきた食物を消化せねば」、「この毒を外に出さねば」とモーレツにあなたのために働いているのです。
体はこれらの作業が優先となり、体中の血液が内臓に集まるので、脳に血液や酸素がいかなくなり、ボーっとしたり、どどーっと眠たくなるわけです。

断食すると心身ともにスッキリ体験できる!

そうそう、断食をしているときの話をするとですね、
わたしの場合、断食期間中はきまって朝4寺30分に目が覚める😁
いつも7時間くらいの睡眠が、5時間半になります。それでも日中も全く眠く無いし、パワー不足にもならない。逆に意識がはっきりし、仕事に勉強に集中できます。お客様のひとりは断食中、「嫌いな上司からの攻撃も”あーそうですかぁ?”ってスルーできて、スムーズに仕事ができた」とおっしゃってました。
食べてないから、内臓が頑張らなくてもいいんですね。内臓が疲れないから睡眠を多くとる必要がない。体が低燃費モードだから、上司の嫌がらせに相手するエネルギーを使おうという意識がそこへいかない!というわけです。
このような体の変化を体感すると、定期的な断食が楽しくなります。

では1日3食は食べ過ぎなのか?

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実は、人間が1日3回食べるようになったのは、ここ最近の話。江戸時時代くらいから、1日3食とるようになる人が増えていったそうです。(庶民はまだ2食とかだろうなー)ただ3食といっても、江戸時代に添加物はないし、肉だってそんなに手に入らないし、空気汚染もない。朝から晩まで座ってPC仕事をすることもないから、毒の入りかたが今と比較になりませんけれど(笑)
それから、1日3回食べるのは動物の中で人間だけですね。(ペット除く)野生の動物は獲物にありつけなければ、数日食べられない日もあります。しかも動物は必要最低限しか獲物を摂らない。余らせない。欲張らない。見習いたいものです!

運動もせず、毎日たらふく食べて、その食べ物の質も悪くて、栄養価も低くて、仕事で長い時間拘束されて。
この結果が、がん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病、リウマチ、喘息、花粉症アトピー、うつ病などの慢性的な病を引き起こす原因の一つになっていることでしょう。

手っ取り早いのは1日2食

では、どうしたら食べ過ぎによる不調を防いだらいいのでしょう。
日本では「腹八分」という言葉が昔からあります。昔の人も食べ過ぎによる不調を経験していたのでしょうね。もし1日3食、腹八分で自制して食べられるなら良いのかもしれません。これは内海先生もおっしゃってます。しかしこの「腹八分」って難しい。私の場合、目の前に食べ物があれば全力で頂くタイプですから(笑)しかも自分の腹八分ってどのくらい?っていうのもあります。
ですから、内海先生は1日2食にすれば、確実に1食分、体にとり込む食べ物の量と毒の量が減る。といいます。
わたしは朝食を食べない1日2食を実践しています。はじめの3ヶ月くらいは、食べたり食べなかったり、フラフラしていたのですが、5日間の断食をきっかけに、ピタっと朝食抜きモードへシフトしました。習慣になってしまえば本当にラクです。朝は梅湯、午前中は穀物コーヒーでソイラテを1杯、甘みを少しだけ足して飲みます。

やるなら朝食抜きがおすすめ

漢方では、朝は排泄(尿、便)の時間と言われています。
朝は入れる時間ではなく、出す時間ということです。

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「朝食べないと力が出ない」とよく聞きますが、私たちが朝から昼にかけて使うエネルギーは、前の晩に食べたもので十分に足りるそうです。
それにひと昔前の人はどうでしょう。
朝早く起きて畑にいって仕事をし、ひと仕事終えてから休憩をとって、おにぎりや沢庵を食べていました。朝っぱらから炊飯器もないので朝ご飯なんて食べてられません。それでも朝から夕方までパワフルに作業していました。
この時代に今のような病気はたくさんはありませんでした。
このことからも、やはり今の私たちは食べますぎ!!

健康維持に、病気予防に、アンチエイジング(老化防止)に、美しさを保つために、1日2食にしてみませんか?

断食のご相談は養生ラボモクレンまでお気軽にどうぞ!
https://www.youjoulab.com/

最後までお読みいただきありがとうございました!



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