喪失

とてつもない虚無感。
生活の一部、あるいは体の一部が
なくなったような喪失感。

君とは2人でひとつだった。
心地が良かった。たとえそれが
良くない、形成し合えない雲のような
どこか浮き足立ち地面に足がついてない
フワフワとした関係であったとしても
2人で歩いているのが永遠だと信じていた。

徐々に見えてしまう「終わり」という3文字から
目を背けてひたすらに愛していた。終わりが来ると
考える暇すらなかった。確かに愛し合っていた。

とても短い7日間。まるで蝉の一生のような、
儚くも力強く、切なくも前を向いて。

あなたのおかげで、
あなたがいてくれたから、
あなたと過ごした時間は、
あなただったから、

幸せでした。

こんな僕と出会ってくれてありがとう。
あなたの幸せを心から、誰よりも強く願っています。
そしてこれからも愛しています。

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夏の思い出

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