![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84241719/rectangle_large_type_2_edf8cc66996023bb5a8e6622ea599f36.png?width=800)
どれだけ知っている?
(私)○○さん、チョコレート全般好きだよね?
(相手)え?そんなこといったっけ?
ビターなやつなら好きだけど。
それと甘すぎないならいいけど。
(私)あれ?前は好きって言ってなかったっけ?
(相手)もしかして、お酒入ってるやつのこと?
あれなら甘いのも好きだけど、普通はそうでもないよ?
というか、それ結構前の話だよね?
今はまた変わったかもしれないな~。
久々にお会いした時、こんなやりとりをしました。
その後はちょっと気まずくなりました。
あの人はこうだ、きっとこうするだろうと判断をしたために、相手に関する情報が限定され、古い情報のままで接していました。
―あの人が言うことはこうだから。
―あの人がやることはこうだから。
―きっとこうするに違いない。
―やっぱりこうなった。
でも、それって本当でしょうか?
過去の関わりや自分の思い込みで接していないでしょうか?
後日談として、、、
(相手)チョコレートでビターなのが好きって私言ったっけ?
(私)え~!前言ってたよ~!
人は日々変化しています。
たとえ、小さな変化であろうと、それが積み重なりると、大きな変化になります。
あなたは過去のことを言われて、「今は違う!」と、腹が立つことはありませんか?
そう怒るときほど、人知れずに頑張ってきた努力があるからで、なおさら、その感情が強くなるのかもしれません。
であれば、相手も同じことを思っています。
あたなが「今」にフォーカスしてほしいように、相手に対しても同じく「今」が大切です。
―相手は「今」何を思っているのか?
―どこへ向かっているのか?
―「今」どういう状態にいるのか?
―未来に向けてどんなことを描いているのか?
「わかったつもり」「面倒だから」とせず、ちょっとの隙間時間でも相手のことを考えてみませんか。
すると、意外と知っている事に対して、
「あれこれ本当?今の様子だとちょっと違う気もする、、、」
と不安に思う、もしくは、「答えられない」ことのほうが多いのではないでしょうか。
「わからない」となると、人は不安定になります。
「わかる」ことで安定しようと行動します。
この「知りたい」ということが、相手に聞くという行動を起こします。
一度知った後も、そのすぐ先には過去の情報となります。
だからこそ関心を持つことで、情報が新しくなります。
そうしてまた関わります。
―今、何しているの?
―今、どう思っているの?
―これからどうしていくの?
―そもそも何を目指しているんだっけ?
相手によっては毎日この話をします。
もちろん、毎回答えが同じだったり似ていたりします。
しかし、それは今であって、過去とはまた違うのです。
この積み重ねがまた次のコミュニケーションを生むきっかけとなります。
長く一緒にいる人ほど、この関わりってしていないのかもしれません。
あなたは相手は変わっていないと思っているのか。
それとも、小さな変化を見ていて、気付いていて、それに合わせてあなたも変わっているのでしょうか。
先ほどの人は、最後にこう言いました。
外国のがっちがちに甘いのはね…お酒入ってるやつ大好きだよ。
結果、今好きなのはビターでもなかった。
あれ、じゃあ今何が好きなんだろう?
最後までお読みくださりありがとうございます。
内容について気になる、もう少し詳しく聞きたい、お話してみたいなど、お気軽にご連絡ください。
問い合わせフォームはこちらです
お名前、メールアドレス、お問い合わせ内容を記入いただくだけです。
お問い合わせいただきましたら、3営業日以内にお返事いたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?