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48.ミチクサRADIO更新しました。(#5~#7)

先週の更新ですが、そういやあ、書くの忘れてたなあって今気づいたので、振り返りも兼ねて書こうかと思います。
(その内、今週分がアップされるはずだけど笑)

相方と2人で始めたPodcastですが、今回早速ゲストさんが登場します。
なんかいつの間にか、一回の収録で3本撮りというスタイルが定着しつつあります。
今回は、とっくんとぼくの共通のお知り合いということで、はるくんという方にゲストに来てもらいました!

#5

ギリギリ30代のぼくと、30代に突入したはるくんと、30代に入ろうかというとっくんの3人で、まさかの顔のむくみからトークがスタート。
3人とも年齢をそれぞれに感じる歳に差し掛かってきたってことですね。

はるくんの経歴の話はすごく面白かったです!
経歴を話してくれた中で、「風の人」「土の人」「水の人」というキーワードが出てきた時には、ビビビッときて、つい反応してしまいました。
最近の自分が気になっているキーワードとのつながりもすごく感じました。
やっぱり人は本来、どうしたって自然と切っても切れない関係にあるんだと思います。
日本では、特に古来からそのつながりが深かったんじゃないかと思うんです。
季節を表す言葉がたくさんあるのもそうだし、「雨」ひとつとっても表し方がいくつもあるのも、そういう自然への繊細な感性が表れているなあと思うわけです。
ぼくは、「土の人」なのかなあ、とか自分のことに置き換えて考えた時間でもありました。
小学校の先生としてのぼくは、その属性において「土の人」かもしれないけれど、ぼくには、いろいろな属性があるので、別のコミュニティ内では「風の人」っぽくもあるなあ、とか、また別のコミュニティでは「水の人」として関わりたいと思ってるのかなあ、なんて考えたり。
1人の中に「水」の側面も「土」の側面も「風」の側面もあって、その割合が、時々によってグラデーションの様相を変えていくんだろうなあ。
それが「土の人っぽさ」や「水の人っぽさ」を形作っているんだろう。
シンプルに「あなたは土」とか「あなたは水」とかキレイに分けれらるものではないんだと思います。
全ては不可分。
繋がっている。
そういうことなのかなあって。

#6

はるくんをゲストにお迎えしての3連続収録の2回目の収録です。
ラジオ最初の自己紹介の枕詞をどうしようか、ぶっつけ本番のドキドキの中、見事に3人とも枕詞の着地を決めることができました笑

今回は、ぼくの最近の関心ごと「発酵」について、はるくんが興味を持ってくれて、そのあたりからトークがスタートしました。
「発酵」についてゆるゆると自分なりに探究をしていく中で、出会った酒蔵の「寺田本家」。
その話をすると、まさかのはるくんと「寺田本家」のつながりが明らかになって、ぼくは大興奮です。
「寺田本家」のお酒も気になりますが、この寺田本家の当主の寺田啓佐さんの生き方や在り方から学ぶことが多くて、最近追っかけてたのです。
その辺は、寺田さんが書かれた「発酵道」という著書に詳しく書かれています。

「発酵道」/寺田啓佐

発酵について3人で語る中で、ぼくは、自分が発酵について興味を持つようになったきっかけを思い出したのでした。
森の中で一区画にだけ突然伸び出す竹。
その竹を人は「竹害」と見なして伐採してしまうけれど、実は、森全体から見ると、「竹が伸びる」ということを通して、森全体のバランスが崩れていることを示すアラートとしての機能があるんだってこと。
森は、土中の細菌や微生物なんかが伸ばす菌糸のネットワークによって、情報のやり取りをしているってこと。
そんな話を聞いたぼくは、「それって、教室や職員室で起こってることと同じ構造なんじゃないか」って衝撃的に思ったのを覚えています。
ありがちな事例として、「子どもたち同士のトラブルが起きた時に、先生が介入して互いの話を聴き、『ごめんね』と互いに謝らせる」なんてことがあったりします。
けれど、「子ども同士のトラブル」って「目に見える部分」、つまり、森の中で伸びた竹にすぎないんじゃないか。
実は、その「トラブル」の水面下でぼくらの目には見えないネットワークが張り巡らされていて、そこへの影響が回り回って、長期的に見た時にネガティブな影響を及ぼすことだってあるかもしれません。
全体を見ることを忘れて、部分に対症療法的に関わることの弊害。
そこに対してもっと想像力を持つことが大切なんじゃないかなって思ったりします。

1本目に比べて、ほぐれてきた3人は、この辺で本来の味でもある道草をし始めます笑
バンプから大和言葉と、キーワードだけ聞くと、何のことかわからないですが、楽しい道草でした。
最後の、とっくんのフリ(結果論的にそうなっただけ)からのはるくんのオチが見事すぎて、それまでのトークが全て吹き飛んだ感がありましたが。笑

#7

3連続収録の3本目。
グラフィッカーのはるくんをゲストにお招きして、一切グラフィックやファシリテーションの話題を一切振らないという、道草っぷりを発揮してしまいました笑
まさかのはるくんによるギョウザ講座。(あ、韻踏んでる)
聴き始めてみると、いやー、えぐい。
はるくん、えぐい。
この先、はるくんと色々とお話しする機会を得るのですが(それについてはまた今度)、はるくんの探究心の一端を垣間見た気がしました。
ダイエット中のぼくからすると、独断と偏見でギョウザをダイエット食として除外してしまっていました。
しかし、話を聞けば聞くほど、餃子が完全食であるというはるくんの主張の根拠が明らかになってきて、気づけば、ギョウザを食べたくなっている自分がいるのでした。
恐るべし、はるくん!
この3本目、ほぼギョウザの話だけで完結します笑
20分以上にわたってギョウザ一本で語ってのける「好き」は、とても魅力的でした。
ぼくには、ここまで熱中して語れるものはあるかなあなんて思ったりもして。
そして、パワーワードのモランボン!!笑
これに関しては何なのかはぜひ聴いてください。

そして、道草を食いつつ、3人であーだこーだと語ってきたこの時間が、まさかのこの先に繋がっていくことになろうとは、その時の僕には知る由もなかったのでした。
まさに、道草の先に立ち現れる未知なる道をずんずん進んで、またそこで生み出されるものをみんなで面白がるというこのラジオを体現したような流れにつながるのでした。

ラジオ、面白い!!
やりたいことがどんどん出てきます!!
今後もゆるゆると一つずつ試して、続けて、面白がっていきます!

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